中国本土・浙江の湿地でスマート監視 希少な渡り鳥の保護が前進 video poster
中国本土では気温が下がるこの時期(2026年1月)、例年どおり東部・浙江省の湿地に渡り鳥が集まり始めています。注目は、国の保護対象とされる希少種smew(ミコアイサ)の飛来が確認されたこと。現地では「スマート監視」と巡回を組み合わせ、鳥たちの生息環境を守りながら、確認記録も大きく増えています。
今季も“時間どおり”に湿地へ。新顔はsmew(ミコアイサ)
渡り鳥は気温の低下とともに移動し、条件の合う湿地に集まります。浙江省の湿地でも到来が確認され、次のような鳥が報告されています。
- smew(ミコアイサ、国の保護対象)
- tufted ducks(キンクロハジロ)
- black-faced spoonbills(クロツラヘラサギ)
保護のカギは「スマート監視」×「現地パトロール」
今回のポイントは、デジタル技術を使ったスマート監視と、現場での巡回(パトロール)を組み合わせている点です。遠隔の見守りと、人が歩いて確認する手法を重ねることで、湿地の状況把握と保護対応を両立しやすくなります。
“見える化”が記録を押し上げる:90種超から147種へ
こうした取り組みの結果、当地での鳥類の記録は「90種を少し超える規模」から「147種」へと拡大したとされています。保護の強化だけでなく、湿地が持つ生物多様性の輪郭がよりはっきりしてきた、と言い換えることもできそうです。
静かな湿地で起きている変化が示すもの
渡り鳥の保護は、希少種そのものを守る話にとどまりません。どんな鳥がいつ来るのか、どの場所で過ごすのかという情報が積み重なるほど、湿地の価値や課題が具体化します。監視と巡回を重ねる地道な作業が、保全と記録の両方を前に進めています。
Reference(s):
Smart monitoring boosts protection of rare migratory birds in E China
cgtn.com








