テヘラン緊張、米軍攻撃懸念で夜の街が沈黙 現地記者が報告 video poster
2026年1月15日深夜、米国による軍事行動の可能性が取り沙汰される中、イランの首都テヘランで「いつもと違う静けさ」が広がったと、現地入りしている記者が伝えました。街の空気の変化は、市民の不安が日常の行動に直結していることを映します。
1月15日深夜、テヘランで起きた「目に見える変化」
CMGのリ・ジエンナン記者によると、1月15日の夜遅く、テヘランの様子が目に見えて変わったといいます。米国が軍事行動に出る可能性があるとの報道が広がるにつれ、街は普段よりも早い時間から落ち着きを失い、夜の気配が急速に薄れていったということです。
具体的には、次のような変化が観察されたと伝えられています。
- 夜間でもにぎわうはずの通りが、全体的に閑散としていた
- 夕方以降に人通りが多いエリアでも、歩く人の数が少なかった
- 多くの店舗が、通常よりかなり早い時間に店を閉めていた
「静かな夜」が示すもの——不安は数字より先に街に出る
軍事行動の可能性は、確定情報としてではなく「報道やうわさ」として広がる段階から、人々の生活行動を変えます。外出を控える、営業を短縮する、夜の移動を避ける——こうした選択が重なると、都市の風景そのものが変わります。
今回のテヘランの静けさは、治安や安全への警戒感が高まり、「念のため」を優先する空気が強まっていることをうかがわせます。
きょう(1月16日)に向けて、注目されるポイント
1月16日現在、現地の空気感が一段と引き締まっている可能性があります。街の緊張を読み解くうえでは、次のような変化が続くかどうかが一つの目安になりそうです。
- 夜間の人出が戻るのか、それとも抑制が続くのか
- 店舗の営業時間短縮が一時的なものか、広がるのか
- 市民の移動や生活リズムに、どの程度の影響が出るのか
落ち着いた街ほど、背景を想像してしまう
大きな出来事は、爆発音や派手な映像だけで始まるとは限りません。まず「静かになる」という形で、都市の心理が表に出てくることもあります。テヘランで観測された変化は、緊張が市民の暮らしの手触りにまで及んでいることを、静かに示していました。
Reference(s):
Reporter on-site: Tensions high in Tehran amid fears of U.S. strike
cgtn.com








