米軍、制裁対象タンカー「Veronica」拿捕 ベネズエラ関連で6隻目 video poster
米国が、制裁対象とされる油槽船(タンカー)「Veronica」をカリブ海で拿捕しました。ベネズエラとの関係があるとして、原油関連制裁の執行を強める動きの一環とされています。
何が起きたのか:カリブ海で「Veronica」を拿捕
米当局によると、米軍はカリブ海で制裁対象のタンカー「Veronica」を押収しました。国土安全保障長官のクリスティ・ノーム氏は、同船が「制裁対象船舶に対する米国の検疫(移動や入港などを制限する措置)」に従わなかったと説明しています。
拿捕の状況(公表された範囲)
- 対象船:制裁対象のタンカー「Veronica」
- 場所:カリブ海
- 対応:海兵隊、海軍の要員、沿岸警備隊チームが乗り込み
- 出動拠点:空母「USS Gerald R. Ford」から乗船したとされる
「6隻目」が示すもの:制裁執行の“海上シフト”
今回の押収は、米国がベネズエラの石油輸出を抑える狙いのもとで実施した「6隻目」の拿捕だとされています。陸上の金融・取引規制だけでなく、海上輸送そのものに目を向けた執行が前面に出てきた形です。
背景:原油輸出と制裁、そして“検疫”という運用
報道発表では、米国が「油関連の制裁」をテコに輸出抑制を図っていることが示されています。ここで言う「検疫」は医療の文脈だけでなく、特定の船舶の航行・停泊・入港などを制限し、従わない場合に強制措置へ移る運用として使われることがあります。
今後の焦点:海上の取り締まりはどこまで広がるか
今回のケースは、制裁の“効かせ方”が、書類上の取引管理から海上の実力行使へと接近していることを印象づけます。今後は、押収された船舶の扱い(手続きや保全の方法)に加え、同様の措置が継続されるのか、海上輸送の現場にどんな緊張感が生まれるのかが注目点になりそうです。
Reference(s):
U.S. seizes sixth sanctioned oil tanker it says has ties to Venezuela
cgtn.com








