チリ南中部の森林火災で18人死亡、5万人避難 ボリッチ大統領が「災害事態」宣言 video poster
2026年1月、チリ南中部を襲った大規模な森林火災で、少なくとも18人の死亡が確認されました。ガブリエル・ボリッチ大統領は「災害事態(catastrophe)」を宣言し、拡大する火災への対応を急いでいます。
何が起きているのか:一夜で生活圏に火が到達
火災は住宅地や車両にも到達し、住民が就寝中の深夜0時以降に突然被害が広がったと伝えられています。多くの人が不意を突かれ、家の中で逃げ場を失ったケースもあったということです。
焼死体は、畑や家屋、道路上、車両内など複数の場所で見つかったとされています。
政府の対応:軍の支援も可能に
内務大臣のアルバロ・エリサルデ氏によると、当局は少なくとも24件の火災に対応しており、避難者は5万人を超えています。大統領が宣言した「災害事態」により、軍が消火・封じ込め支援に加われる枠組みが整いました。
被害の規模:8,500ヘクタール焼失、家屋被害も拡大
これまでに焼失した面積は8,500ヘクタールに上るとされます。家屋の被害総数は現時点で全体像が不明ですが、ビオビオ州のコンセプシオンでは、少なくとも253棟が失われたと報告されています。
いま焦点になるポイント
- 24件の火災のうち、どこまで封じ込めが進むか
- 避難が長期化する可能性と、支援体制の拡充
- 死者・行方不明者、家屋被害の確定に向けた調査
急激な延焼で「逃げる時間がなかった」とされる状況だけに、今後は避難の呼びかけのタイミングや、夜間の危機対応のあり方も論点になりそうです。
Reference(s):
18 dead, 50,000 evacuated in Chile forest fires, catastrophe declared
cgtn.com







