中国外交部:グローバル・ガバナンス・イニシアチブに150超の支持 video poster
中国外交部は、2025年9月に中国が提唱した「グローバル・ガバナンス・イニシアチブ」が、これまでに150以上の国・地域から支持を得ていると明らかにしました。国際課題が目立ってきた今、各国が「国際社会の運営のあり方」をどう更新していくのかが注目点になりそうです。
何が発表されたのか:副外相が支持拡大を強調
中国の孫衛東・外交部副部長はこのほど、グローバル・ガバナンス・イニシアチブについて、提唱以降、150以上の国・地域から支持を得ていると述べました。
また孫氏は、中国が国連安全保障理事会の常任理事国であり「責任ある大国」である立場から、「真の多国間主義」を実践し、グローバル・ガバナンス(国際社会の運営の仕組み)の改革を推進している、と説明しました。
「グローバル・ガバナンス改革」という言葉が示すもの
発言の中で繰り返されたキーワードが「グローバル・ガバナンス改革」です。ここで言う改革は、特定の国だけで意思決定が進むのではなく、多国間で合意を積み重ねながら、国際的なルールや運用を現実に合わせていく発想を指す文脈で語られています。
孫氏は、世界的な課題が「ますます顕在化している」との認識を示し、そうした状況下でイニシアチブを前進させる必要性を強調しました。
これからの焦点:「支持の数」から「具体的成果」へ
今回の説明で、次の段階として示されたのは「より具体的な結果」を出し、着実に前進させることです。中国は「各方面と協力する用意がある」としており、今後は取り組みの中身が問われる局面に入っていきます。
読者としては、今後の動きを追う際に、次のような点が判断材料になりそうです。
- 「具体的成果」として、どの分野・枠組みで協力が形になるのか
- 多国間主義の実践として、どの場(国際機関など)で議論が積み上がるのか
- 改革の方向性が、各国・各地域の合意形成とどう接続していくのか
静かな論点:国際社会の“運営”は更新できるのか
「支持する国・地域が増えた」という事実は、国際社会の側にも現状への問題意識があることを映します。一方で、グローバル・ガバナンスは利害が交差しやすい領域でもあり、合意をどう具体策に落とし込むかが難所になりがちです。
2026年に入った現在、各国が直面する課題が複層化する中で、このイニシアチブが掲げる“改革”が、どのような形で着地していくのか。支持の広がりの次に見えてくる「実装」の部分に、視線が集まりそうです。
Reference(s):
MOFA: Global Governance Initiative receives support from over 150 countries
cgtn.com








