中国本土・新疆ボステン湖の冬漁フェス、氷上の伝統と雪遊びが交差 video poster
2026年1月、中国本土の新疆ウイグル自治区にあるボステン湖で、冬の漁の始まりを告げる「冬の漁まつり」が行われています。氷に穴を開け、年最初の網を入れる瞬間が“人の歓声と魚の跳ね”を生む——そんな風景が、伝統行事であると同時に冬の観光イベントとしても注目を集めています。
氷に穴を開けて網を入れる——冬のはじまりの儀式
ボステン湖の冬の漁まつりは、毎年1月に開かれる恒例行事です。地元の漁師たちが氷上で作業し、氷の下に網を入れて引き上げる一連の動きは、冬漁ならではの迫力があります。見物客にとっては、静かな雪景色の中で一気に活気が立ち上がる瞬間でもあります。
「中国本土最大の内陸淡水湖」が支える水産と暮らし
ボステン湖は、中国本土最大の内陸淡水湖とされ、水産資源の面でも重要な場所です。提供された情報によると、2025年には高品質の魚が4,000トン水揚げされました。
持続可能性を意識した漁の工夫
漁獲量を維持するうえでは、資源管理の考え方も欠かせません。現地では、「大きい魚を獲り、小さい魚は放す」といった取り組みが紹介されており、翌年以降の資源につなげる工夫として語られています。
観光イベントとしての広がり:氷上アクティビティと“体験型”の魅力
近年、この冬の漁まつりは「見る」だけでなく「体験する」場としても存在感を強めています。氷と雪を生かしたレジャーが揃い、冬のボステン湖ならではの過ごし方が提案されています。
- 氷上のバンパーカー(氷上で楽しむ乗り物)
- そり遊び
- 氷上での火鍋(温かい鍋料理を楽しむ食体験)
伝統的な冬漁の風景と、雪と氷のレクリエーションが同じ場所で共存することが、このイベントの特徴になっています。
“食”と“風景”が結びつく冬の風物詩
冬の漁まつりは、単なる水産イベントでも、単なる観光企画でもありません。氷上での作業が生む物語性、湖がもたらす食、そして雪景色の非日常が一体となり、「その土地の冬」を丸ごと体感させる場になっています。資源を守りながら生業を続ける工夫と、訪れる人に開かれた体験型の設計が、同じ画面に収まっているのが印象的です。
Reference(s):
Bosten Lake winter fishing festival blends tradition with snowy fun
cgtn.com








