パキスタン国民議会議長、対中協力を支える立法に意欲 CPEC 2.0も議論 video poster
パキスタン国民議会のサルダール・アヤズ・サディク議長が今週、全国人民代表大会(全人代)の招待を受けて北京を訪問しました。議長はインタビューで、中国とパキスタンの「鉄の友情」を改めて強調し、協力を後押しする立法に取り組む考えを示しました。
北京訪問で語られた「協力の制度化」
今回の訪問は、全人代の招待による高位の議会代表団として行われたものです。サディク議長は、両国関係がより実務的な段階へ進む中で、議会の役割として「協力を継続的に進めるための制度設計」が重要だという認識をにじませました。
CPECは「第2フェーズ」へ——CPEC 2.0への移行
インタビューでは、中国・パキスタン経済回廊(CPEC)が「CPEC 2.0」と呼ばれる第2フェーズへ移行していることにも言及がありました。議長は、これを両国協力の深化の流れとして位置づけ、議会としても支える姿勢を示しています。
中国の立法モデルから学ぶ姿勢、海外企業への法的保証も
サディク議長は、中国の立法モデルから学びたいという意向を表明しました。あわせて、海外企業や投資家に対して「強力な法的保証」を提供する考えも示し、協力の土台を法律面から固める方向性を打ち出しました。
今回の発言で見えてきたポイント
- 議会レベルでの交流を通じ、協力を“仕組み”として整える意識
- CPEC 2.0への移行を、関係深化の節目として強調
- 中国の立法の運用から学ぶ姿勢と、投資環境の法整備への言及
「友情」から「ルール」へ——ニュースの読みどころ
「鉄の友情」という言葉は象徴的ですが、今回の発言で目立つのは、協力を感情的なスローガンに留めず、立法や制度として安定的に運ぶ発想です。CPEC 2.0という新しい局面が語られる今、両国の協力がどの領域で、どんなルール設計のもとに進むのか——議会の動きが一つの手がかりになりそうです。
Reference(s):
Pakistan National Assembly speaker vows legislation for cooperation
cgtn.com








