白湯とグアシャが海外で人気:中医学のセルフケアが“新定番”に video poster
2026年に入り、温かい白湯(お湯)やグアシャ(かっさ)など、中国由来の「養生(ようじょう)」が海外で新しいウェルネス習慣として注目を集めています。古い知恵が、いまの生活リズムに合う“実用的なセルフケア”として再発見されているのがポイントです。
いま海外で広がる「中国式ウェルネス」って?
話題になっているのは、特別な道具や大がかりな準備がなくても始められる、日常の小さな習慣です。温かい飲み物で体を整える感覚、肌の上を道具でやさしく滑らせるケア、そしてハーブ(生薬)を用いた中医学(TCM)の相談——こうした要素が、海外のウェルネス文脈で「トレンド」として語られています。
人気の中心は3つ:白湯・グアシャ・TCMクリニック
1)温かい白湯:シンプルさが支持される
「温かい水を飲む」という習慣は、中国の健康維持の考え方の中で長く親しまれてきたものの一つです。いま海外では、日々のルーティンとして取り入れやすい点が“新しい定番”として受け入れられています。
2)グアシャ:板を滑らせる“体感型”セルフケア
グアシャは、専用の板(ボード)を肌の上で滑らせるケアとして紹介されることが増えています。伝統的には「滞り(stagnation)を和らげ、活力を高める」といった言葉で語られ、体に触れる実感のあるケアとして関心を集めています。
3)TCM(中医学)クリニック:ハーブ療法を求める動き
さらに、ハーブ(生薬)を用いた提案を求めて、TCMクリニック(中医学の相談先)を訪れる人も増えているとされます。日常の不調感に対して、自分に合う整え方を探したい——そんなニーズと結びつきやすいのかもしれません。
なぜいま「古い知恵」がトレンドになるのか
今回の広がりは、伝統の“保存”というより、現代の暮らしへの“翻訳”に近い印象です。キーワードは次の3つです。
- 実用性:白湯のように、今日から始めやすい。
- 感覚のわかりやすさ:グアシャのように、手触りや体感がある。
- 現代的な見せ方:古い方法が、いまのウェルネス文脈で「おしゃれ」「自分磨き」として語られる。
結果として、古来の知恵と現代のトレンドが重なり合い、「東洋の伝統が、いまの生活に合う形で広がる」という動きが生まれています。
ことばの整理:TCMとは?
TCMは「Traditional Chinese Medicine」の略で、日本語では一般に中医学と呼ばれます。ハーブ(生薬)などを含む、伝統的な健康観にもとづくアプローチとして紹介されることが多い言葉です。
“古いのに新しい”——白湯、グアシャ、TCM。2026年のウェルネスの潮流は、日常に入り込む小さな習慣から形を変えていくのかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com







