中国本土・温州がGDP1兆元超え:眼鏡ケースから見える「起業家都市」の底力 video poster
中国本土東部の温州(Wenzhou)が、2025年にGDP(域内総生産)1兆元を突破しました。身近な「眼鏡ケース」のような日用品の裏側にある産業集積と起業家ネットワークが、都市の成長を支えている形です。
2025年、温州が「1兆元クラブ」入り
温州のGDPは2025年に1兆元(約1430億米ドル)を超え、都市としての新たな節目を迎えました。中国本土では、同じ水準に達した都市がすでに約30あるとされています。
温州経済の背骨は「起業家」
温州の企業家は世界的に知られ、地域経済の中核を担っているといいます。こうした起業家層が、製造や取引の現場を厚くし、都市の成長エンジンになってきました。
手のひらサイズの製品が、世界の供給網につながる
象徴的な事例として挙げられるのが、温州のある企業の眼鏡ケース生産です。
- 年間生産:1億5000万個
- 取引先:世界の眼鏡ブランドの95%と協業
日常で何気なく手に取る小物が、実は一つの都市の産業力と国際的な取引関係を映している――温州の現在地は、そうした具体例からも伝わってきます。
「1兆元」を超えた先に残る問い(2026年の視点)
2026年に入った今、温州のニュースが示すのは「到達点」だけではありません。起業家の厚みと、世界のブランドと結びつく供給力が、今後もどのように都市の足腰を強めていくのか。数字の節目の次に、産業の多様さや持続性がどのように語られていくのかも注目点になりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








