広西・賓陽県で炮龍節 手作り龍舞と爆竹が街を包む video poster
中国本土の広西チワン族自治区・南寧市の賓陽県で先週金曜日(2026年2月27日)、伝統行事「炮龍節(パオロン節)」が行われました。手作りの龍が街を練り歩き、爆竹と太鼓の音が重なったこの催しは、地域の文化を“いま”に接続する場として注目されています。
賓陽県の通りに人が集まった夜
伝えられているところによると、当日は龍舞(龍を模した舞)が披露され、住民や観光客が通りに集まりました。爆竹を鳴らしながら互いにあいさつを交わし、空気を震わせる破裂音と太鼓のリズムが、祭りの高揚感をつくり出したといいます。
炮龍節とは:賓陽県に根づく地域行事
炮龍節は、賓陽県で続いてきた地域色の強い伝統行事とされます。大きな見どころは、手作りの龍を用いたパフォーマンスと、爆竹を伴う祝祭的な演出です。こうした要素が組み合わさることで、単なる「鑑賞型イベント」ではなく、街そのものが舞台になる体験へと変わっていきます。
2008年に国家級無形文化遺産へ
炮龍節は2008年、国家級の無形文化遺産リストに登録されました。登録は「守るべき価値」のお墨付きであると同時に、担い手の技術や作法を次世代につなぐための共通言語にもなります。
漢族とチワン族の文化が交わる場面
今回の行事は、漢族とチワン族という複数の文化的背景が交わり、生活の中で統合されてきたことを示す出来事としても位置づけられています。祝祭の形式は一つでも、そこに集う人びとの記憶や参加の仕方は多層的で、地域の“共通の時間”をつくる役割を担っているように見えます。
「音」と「手仕事」が生む、都市の一体感
爆竹の音や太鼓は、オンラインで切り取られた短い動画でも強い印象を残します。一方で、祭りの核にあるのは、手作りの龍や身体表現といった手仕事の積み重ねです。賓陽県の炮龍節は、その両方が同じ空間で立ち上がることで、人の流れと街のリズムを揃えていく——そんな“伝統の現在形”を映し出しています。
※本記事は、提供された断片情報に基づき構成しています。
Reference(s):
Traditional firecracker dragon dance ignites county in Guangxi
cgtn.com







