中国首相、2025年の主要目標達成と「第14次五カ年計画」完了を報告 video poster
2026年3月5日、中国首相の李強氏は全国人民代表大会(全人代)第14期の第4回会議で政府活動報告を行い、2025年の主要な経済・社会発展目標を達成し、第14次五カ年計画(2021〜2025年)を完了したと述べました。国内外で「深く複雑な変化」が進む中での達成だとして、現在の政策運営と今後の方向性を位置づける発言となりました。
何が語られたのか:政府活動報告の要点
李氏は、2025年を「並外れた一年」と表現し、内外環境の変化に直面しながらも、党指導部の下で課題を乗り越え前進してきたと説明しました。政策面では、いわゆる「新しい発展理念」に基づき、質の高い発展(高品質成長)を追求しつつ、国内と国際の優先事項を調整して取り組んだとしています。
- 2025年の主要な経済・社会発展目標を達成
- 第14次五カ年計画(2021〜2025年)を完了
- 国内外の変化が大きい局面でも、政策の軸として高品質成長を掲げた
- 「中国式現代化」を進めるうえで、新たな前進があったと位置づけた
「五カ年計画」の完了が持つ意味
五カ年計画は、一定期間の発展目標や政策の方向性をまとめる枠組みです。今回、李氏が「第14次五カ年計画の完了」を強調したのは、2021〜2025年の政策運営を総括し、次の段階へ移る節目であることを示しています。
政府活動報告での表現は、単に結果の報告にとどまらず、「何を重視して運営してきたか」(新しい発展理念、高品質成長、内外の調整)をセットで語ることで、今後の政策の連続性も印象づけます。
今後の注目点:次の計画期に何が引き継がれるか
今回の発言からは、少なくとも次のような論点が浮かびます。
- 高品質成長という言葉が、次の政策運営でも中心概念として使われ続けるのか
- 国内と国際の優先事項の「調整」が、今後どの分野で強調されるのか
- 「深く複雑な変化」という認識のもとで、政策目標の立て方や実行の仕方がどう語られるのか
全人代の場で示されるメッセージは、政策の方向性を読む手がかりになりやすい一方、表現が大きな枠組みにとどまることもあります。今後は、報告で示されたキーワードが、具体策としてどのように言語化されていくのかが焦点になりそうです。
Reference(s):
China meets major economic, social development targets for 2025
cgtn.com








