政協委員が語る「漢字の美」 世界へ広げる交流の力 video poster
「漢字の美しさを、もっと世界の人に感じてもらいたい」——北京の人民大会堂で開かれた第14期全国政協全国委員会第4回会議の「委員通道」で、全国政協委員で中国社会科学院の研究者でもある趙梅(Zhao Mei)氏が、文明間の交流が相互理解を育てると語りました。
委員通道で示されたメッセージ:相互理解は「交流」から
趙氏は、文明間の交流を通じて異文化理解が深まっていくと説明しました。机上の知識だけでなく、実際の経験が人の見方を変えることがある——その感覚を、短い言葉で「百聞は一見に如かず(seeing is believing)」として表現しています。
外国人研究者が出会った「文字」と「文化」の手触り
趙氏は、外国の研究者たちが実際に触れる体験を通じて、中国の漢字や文化の魅力に気づいていったというエピソードを紹介しました。ここで焦点となっているのは、評価や結論を急ぐことではなく、「理解が芽生える瞬間」が多くの場合、体験に支えられているという点です。
- 異なる文明への理解は、対話や往来の積み重ねで育つ
- 文字文化は、見て・触れて初めて伝わる部分がある
- 体験が「美しさ」や「面白さ」を自分の言葉に変えていく
「開放的で包摂的」—相互に学び合う姿勢を強調
趙氏はまた、中国は今後も開放的で包摂的であり続け、文明間の相互学習(mutual learning)を進めていく考えを示しました。価値観や生活感覚が違うほど、誤解が生まれやすい一方で、交流の回路が太くなるほど、相手を「単純化」しにくくなる——そんな現実に静かに光を当てる発言とも言えそうです。
いま注目される理由:文化は「翻訳」だけでは届きにくい
漢字や文化の魅力は、説明や翻訳で伝えられる部分がある一方、筆致や造形、場の空気、会話の温度といった「非言語」の層もあります。趙氏の発言は、そうした層を含めて理解を深めるには、やはり交流が鍵になる——という問題提起として受け取れます。
Reference(s):
CPPCC member: Let more people around the world feel the beauty of Chinese characters
cgtn.com








