中国の嫦娥7号、2026年後半に月の南極点で水氷を探査へ video poster
中国の月探査機「嫦娥7号」が2026年内の打ち上げを予定し、月の南極点周辺で“水の氷”を探す計画です。狙うのは南緯85度以南の「南極点エイトケン盆地」で、中国は月の南極点で水氷を直接サンプル採取する初の達成を目標に掲げています。
嫦娥7号はどこを探すのか:南極点エイトケン盆地、南緯85度以南
今回の焦点は、月の南極点に近い高緯度域です。提供情報によると、嫦娥7号は南極点エイトケン盆地(South Pole-Aitken Basin)のうち、南緯85度を超える地域をターゲットに、水氷の存在を探ります。
なぜ「水氷」なのか:月探査の次の焦点
水(特に氷)は、月面での長期的な活動や探査計画を考えるうえで重要な資源としてしばしば注目されます。今回のミッションは、単に“あるかどうか”を探すだけでなく、直接サンプルを得るという点が強く意識されているのが特徴です。
「直接サンプル採取」を目指す意味
中国は、月の南極点で水氷を直接サンプル採取する最初の達成を目標にしています。もし実現すれば、月面の環境理解や資源利用の議論において、観測結果に加えて“手元に残る試料”という形で検討できる材料が増えることになります。
2026年の宇宙開発の文脈で見る:探査は「場所」から「中身」へ
月探査は、到達すること自体の競争から、特定地点で何を見つけ、どこまで確かめられるかへと関心が移りつつあります。嫦娥7号が南極点周辺で水氷を狙う計画は、そうした流れの中で「次に何を確かめたいのか」が前面に出たミッションと言えそうです。
今回のポイント(要点)
- 嫦娥7号は2026年内の打ち上げ予定
- 目標は月の南極点エイトケン盆地、南緯85度以南の探査
- 水氷の探索と、南極点での直接サンプル採取を目標
Reference(s):
China's Chang'e-7 new mission: Searching the lunar south pole for water ice
cgtn.com








