英国エコノミストが指摘:中国本土は米国と同等の人材力、製品化で先行 video poster
英国のエコノミスト、ジョン・ロス氏は、中国本土と米国が同等の科学人材を擁しながら、アイデアを製品化する速度で差があると指摘した。ロス氏はロンドン市長室で経済・ビジネス政策を担当した経験をもとに、投資規模と研究開発の実装力が鍵だと説明する。
科学人材は米国と同等規模
ロス氏は、最新の国際統計によれば、中国本土と米国はともに高いレベルの研究者数と技術者数を保有していると述べた。人数だけで見ると、両国の人材基盤に大きな格差はない。
投資規模が実装速度を左右
しかし中国本土は、絶対額で米国の約2倍にあたる投資を行っている。これは「研究者一人当たりの資金」が米国の倍近くになることを意味し、アイデアが市場投入されるまでの期間を大幅に短縮できる。
電気自動車産業の急成長は好例
ロス氏は電気自動車(EV)分野を例に挙げ、わずか6年で中国本土は世界最大のEV輸出国へと躍進したと指摘する。政府補助金と大規模な生産ラインが、技術開発から量産への移行を加速させた。
「中国ショック」説への反論
いわゆる「中国ショック」や「過剰輸出」の懸念について、ロス氏は「コスト競争力の高いグリーン製品が世界全体の価格を下げている」ことを強調し、過大評価は根拠が薄いと述べた。
不確実性の中でも安定した成長
地政学的・経済的な不透明感が続く中でも、ロス氏は中国本土の成長は「着実」だと楽観的に評価する。資金力と実装力が相まって、今後も新興産業の製品化が加速すると見通している。
Reference(s):
British economist: China matches US in talent, excels in turning ideas into products
cgtn.com








