中国・遵義発「シングルバンブードリフティング」が支える健康な暮らし video poster
リード:中国南西部の貴州省遵義市で、水上スポーツ「シングルバンブードリフティング」が健康づくりと地域の楽しみを両立させる存在になっています。11歳の女の子ヤン・ユンチーさんの物語から、その広がりを見ていきます。
このニュースのポイント
- 中国・貴州省遵義市で、水上スポーツ「シングルバンブードリフティング」が生活の一部になっていること
- このスポーツは、古代の木材輸送から発展したユニークな競技であること
- 11歳のヤン・ユンチーさんが、練習を通じて体力を大きく向上させていること
- スポーツが健康だけでなく、喜びや前向きな気持ちを生み出していること
「シングルバンブードリフティング」とは?
中国の地域スポーツの一つが、貴州省遵義市発の「シングルバンブードリフティング」です。もともと古代に、川で木材を運ぶための技術として使われていたものが、水上でバランス感覚を競うスポーツへと発展しました。
競技者は一本の竹の上に立ったまま水面を進みます。必要とされるのは、きわめて高いバランス感覚と集中力です。その難しさゆえに、見ている人にとっても迫力があり、挑戦する人にとっては大きな達成感をもたらします。
遵義の暮らしに溶け込む水上スポーツ
シングルバンブードリフティングは、いまや遵義市の人々の生活に欠かせない存在になっています。水面で竹の上に立つ練習を続けることが、自然と体を動かす時間になり、日常の健康づくりにもつながっています。
単なる競技というだけでなく、地域の人々が集い、同じ目標に向かって練習する場にもなっています。竹の上でバランスを取ることで、体幹(たいかん)や脚力が鍛えられ、全身の運動になります。こうした積み重ねが、住民の体力向上に役立っているとされています。
11歳ヤン・ユンチーさんの変化
この水上スポーツの恩恵を実感している一人が、11歳のヤン・ユンチーさんです。かつては体が弱く、体調を崩しがちでしたが、シングルバンブードリフティングの練習を続けるなかで、体力が大きく向上しました。
今では、水の上で竹に乗ることが、彼女にとって「健康への道」であると同時に、大きな喜びとインスピレーション(刺激やひらめき)の源になっています。新しい技に挑戦し、一歩ずつできることが増えていく経験が、自信や前向きな気持ちにつながっています。
バランスが教えてくれる「健康」のかたち
一本の竹の上でバランスを取り続けるシングルバンブードリフティングは、見ようによっては、現代の私たちが目指す「心と体のバランス」にも通じます。バランスを取りながら前に進む動きそのものが、楽しさと緊張感を併せ持つユニークな運動になっています。
中国・貴州省遵義市の人々にとって、この水上スポーツは、古くから受け継がれてきた技術に根ざしながら、いまを生きる世代の健康と暮らしを支える大切な存在です。ヤン・ユンチーさんのような子どもたちの変化は、そのことを静かに物語っています。
Reference(s):
cgtn.com








