韓国・尹錫悦大統領が弾劾危機 戒厳令めぐり国会前に緊張 video poster
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が、戒厳令の宣言とその解除をめぐり弾劾訴追に直面しています。2025年12月8日現在、ソウルの国会議事堂前からは、政治的な緊張が続く様子が国際ニュースとして伝えられています。
尹錫悦大統領、戒厳令をめぐり弾劾の危機
韓国ニュースによりますと、尹錫悦大統領は戒厳令(軍が治安維持を担う非常措置)の宣言を試み、その後この宣言を解除しました。この戒厳令をめぐる一連の対応が、大統領の進退を左右しかねない政治問題へと発展しています。
戒厳令は、民主主義体制において極めて例外的な措置です。そのため、発令や解除の判断は国内外から厳しく注目されます。現在の韓国政治は、この非常措置をどう位置づけるかという点で大きな議論の渦中にあります。
野党が弾劾訴追案を国会に提出
野党勢力は水曜日に、尹大統領の弾劾訴追案を韓国の国会(National Assembly)に提出しました。戒厳令の宣言と解除をめぐる対応について、大統領の責任を問う動きが具体化した形です。
提出された弾劾訴追案は、国会での審議と採決を経て今後の行方が決まります。2025年12月8日現在、尹大統領はこの弾劾手続きに直面しており、韓国政治は先行きの読みにくい局面に入っています。
国会議事堂の「静かな外観」が映す政治的緊張
中国の国際ニュースチャンネルであるCGTNは、ソウルの韓国国会議事堂の外観を映したライブ映像を伝えています。一見すると穏やかな建物の全景ですが、その背後では与野党の攻防が続き、緊張した政治状況が広がっています。
国会前の様子を伝えるライブ映像は、韓国国内の政治ニュースであると同時に、東アジア全体の安定を考えるうえでも重要なサインとなります。大きなデモや混乱を報じる映像ではなく、外観のみを捉えた映像だからこそ、今まさに国会内部で重大な判断が進んでいることを静かに示しているとも言えます。
日本の読者にとっての意味
韓国は日本にとって、地理的にも経済的にも近い重要なパートナーです。韓国大統領の弾劾や戒厳令をめぐる動きは、二国間関係や東アジアの安全保障、さらには市場の心理にも影響を与えうるテーマです。
今回の韓国政治の緊張局面は、次のような視点から注目する価値があります。
- 非常時の権限行使(戒厳令)と民主主義のバランスをどう考えるか
- 大統領制における弾劾制度が、権力の抑制・均衡としてどう機能するか
- 近隣国の政治不安が、日本や東アジアの安定にどう波及しうるか
スマートフォンで韓国や国際ニュースを追う日本の読者にとって、今回の事態は「隣国で今起きている民主主義の試練」として、ニュースのその先を考えるきっかけになりそうです。
Reference(s):
Live: Exterior view of South Korean parliament amid political tensions
cgtn.com








