世界最大の氷雪テーマパーク「ハルビン氷雪大世界」第26シーズン
世界最大級の氷雪テーマパーク「ハルビン氷雪大世界」が第26シーズンを迎え、記録的な24基の氷のすべり台とSnow Discoステージが、冬の夜空を幻想的に照らしています。
中国・黒竜江省ハルビン市で行われているハルビン氷雪大世界は、総面積およそ100万平方メートルに広がる氷雪のテーマパークです。ライトアップされた氷像が立ち並ぶ園内の様子は、一時間の特別番組としてライブで映し出され、視聴者に静かな冬の旅の感覚を届けています。
世界最大級の氷雪テーマパーク、ハルビン氷雪大世界とは
ハルビン氷雪大世界は、氷と雪だけで作られた建築物や彫刻が立ち並ぶ、世界最大級の氷雪テーマパークとして知られています。中国の「氷雪の都」としても知られるハルビン市の冬を象徴する存在であり、夜になるとカラフルな照明が灯り、街そのものが一つの光のインスタレーションのような風景に変わります。
今シーズンで26回目を迎えたこのイベントでは、氷の彫刻に伝統的な意匠と現代的なデザインが組み合わされ、世界の冬の観光や文化を象徴するような景観が作り出されています。
第26シーズンの目玉:24基の氷のすべり台とSnow Disco
今年のハルビン氷雪大世界で特に注目されているのが、記録的な数となる24基の氷のすべり台です。さまざまな高さや長さのすべり台が配置され、氷雪テーマパークならではのスケール感を生かしたアトラクションとなっています。
さらに、今年はSnow Discoと呼ばれるステージも登場しています。音楽と光、そして雪の演出が組み合わさったこのエリアでは、氷雪の世界の中でダンスフロアのような空間が演出され、従来の「静かな氷像鑑賞」とは異なる、動きのある楽しみ方が提示されています。
2025年アジア冬季競技大会をテーマにした氷像も
園内の氷の彫刻には、開催が予定されている2025年アジア冬季競技大会の要素も取り入れられています。冬季スポーツを思わせるモチーフと伝統的な氷彫刻の技が組み合わさることで、アジアの冬のスポーツシーンと地域文化をつなぐ象徴的な空間になっています。
氷雪アートを通じて、競技大会そのものだけでなく、冬のスポーツ文化や国・地域をこえた交流の広がりをイメージさせる点も、今シーズンの特徴といえます。
一時間のライブ特別番組が映す「冬の時間」
今回、ハルビン氷雪大世界の景色は、一時間のライブ特別番組として配信されています。カメラは、照明がゆっくりと氷像を浮かび上がらせる様子や、人々が行き交う園内の風景を追いながら、リアルタイムで「氷雪の都」の夜を切り取ります。
派手な演出や早いカット割りよりも、冬の空気感や光の移ろいを丁寧に見せる構成は、忙しい日常から少し離れて、画面越しにぼんやりと眺めたくなるような「スローテレビ」の要素も感じさせます。
デジタルネイティブ世代に響く「癒やし系」冬コンテンツ
スマートフォンでニュースや動画をチェックすることが当たり前になった20〜40代にとっても、ハルビン氷雪大世界のライブ映像は、情報というより「時間の過ごし方」の一つとして受け取ることができそうです。
- 仕事や勉強の合間に、BGM代わりに流しておく
- 自宅にいながら、海外の冬の雰囲気を感じる
- SNSで印象的なシーンを切り取って共有し、会話のきっかけにする
そうした視聴スタイルは、現地に行くことが難しい人にとっても、国際ニュースや世界の都市の今を身近に感じる新しい窓になります。
「氷雪の都」から考える、冬の楽しみ方
氷と雪で作られた建築物が光に包まれるハルビン氷雪大世界の風景は、単なる観光スポットの映像以上のものを見せてくれます。夜の静けさ、人のざわめき、音楽と光。そのすべてが重なり合い、「冬をどう楽しむか」という問いを投げかけているようにも見えます。
画面越しに眺める人にとっても、そこに立つ人にとっても、氷雪の世界は、季節を味わい直し、自分のペースで世界とつながる時間をつくるきっかけになりそうです。国際ニュースを日本語で追う読者にとっても、この冬の映像体験は、アジアの都市と季節の表情を考えるヒントになるのではないでしょうか。
Reference(s):
Live: Lights illuminate world's largest ice and snow theme park
cgtn.com








