アジア冬季大会へ準備進む中国・ハルビン ジーホン橋から見る冬の街 video poster
2025年12月現在、アジア冬季競技大会の開催を控えた中国・ハルビンでは、市内のシンボルであるジーホン橋(Jihong Bridge)からの冬景色が、国内外の注目を集めています。松花江(Songhua River)にかかるこの橋は、歴史ある都市ハルビンの顔であり、アジア各地から訪れる人びとを迎える玄関口にもなりつつあります。
歴史と現代が交差するジーホン橋
ジーホン橋は、ハルビンの長い歴史を静かに見守ってきた橋として知られています。季節ごとに表情を変える松花江をまたぎ、行き交う人びとの生活と街の発展を見届けてきました。
建築的にも存在感があり、橋のラインと川面、周囲の街並みが一体となった景観は、ハルビンを象徴する「一枚の絵」のようだと語られます。夕暮れ時やライトアップされた夜には、橋の上から街全体が幻想的な雰囲気に包まれます。
アジア冬季競技大会に向けて高まる期待
アジア各国・地域の選手団を迎えるアジア冬季競技大会を前に、ハルビンでは準備が進んでいます。そのなかでジーホン橋は、単なる交通インフラではなく、「歓迎のシンボル」としての役割を担いつつあります。
大会期間中、この橋を渡るのは地元の人びとだけではありません。アジア各地から訪れる選手や関係者、観客もまた、ジーホン橋を通じてハルビンの冬を体感することになります。橋の上から見える雪景色や川の流れ、遠くに連なるビル群は、「冬の国際都市・ハルビン」の現在をそのまま映し出します。
国際大会を機に、都市はしばしば次のような変化を経験します。
- 交通網や案内表示の整備が進み、訪問者にとって移動しやすい街になる
- 多言語対応や観光サービスが拡充され、国際都市としての印象が高まる
- 文化イベントや交流プログラムを通じて、開催地の魅力が再発見される
ジーホン橋は、こうした変化を象徴的に切り取る「舞台装置」のような存在だと言えます。
川を越え、文化をつなぐ場所として
ジーホン橋がつないでいるのは、松花江の両岸だけではありません。アジア各地から集まる人と人、文化と文化を結びつける「交流の場」という側面も持っています。
橋の上からハルビンの街を眺めると、歴史的な建物と新しい高層ビルが同じ視界に入ります。その風景は、ハルビンが伝統と近代化、地域性と国際性を同時に抱える都市であることを物語っています。アジア冬季競技大会は、そのバランスを世界に示す機会にもなりそうです。
ジーホン橋から見える「冬の物語」
ライブ映像などを通じてジーホン橋からの眺めを追ってみると、時間帯や天候によって、まったく違う表情が立ち上がります。
- 朝:通勤や通学の車列が続き、川面に朝日が反射してきらめく
- 昼:クリアな空気の中で、橋と街並みの輪郭がはっきりと浮かび上がる
- 夜:街の灯りと橋のシルエットが重なり合い、静かな冬の雰囲気が強まる
こうした日常の一コマが積み重なり、ハルビンという都市の「今」を形づくっています。
アジアの視線が集まる冬の窓
2025年の年末を迎えるなかで、ハルビンはアジア冬季競技大会という大きな節目に向かっています。ジーホン橋から見える風景は、単なる観光名所の美しさを超えて、アジアの人びとがこの街に寄せる期待と関心を映し出しています。
国際ニュースとして見れば、ジーホン橋はアジアの冬のスポーツと都市の変化を読み解く一つの「窓」です。ハルビンの冬景色をきっかけに、アジアのつながりや、これからの都市のあり方について考えてみる余地も広がっていきます。
Reference(s):
Live: A picturesque view of China's Harbin from Jihong Bridge – Ep. 2
cgtn.com







