四川省で土砂崩れ、28人不明 中国南西部の村で救助続く video poster
中国南西部の四川省で土砂崩れが発生し、少なくとも1人が死亡、2人が負傷、28人が行方不明になっています。住宅10棟と生産関連の建物1棟が土砂にのみ込まれ、200人を超える住民が避難しました。現場では現在も救助活動が続いています。
四川省の村を襲った土砂崩れ
土砂崩れが起きたのは、中国南西部の四川省にある筠連県の金坪村です。土曜日、山の斜面が崩れ、ふもとの集落に向かって大量の土砂が流れ込みました。
現地からの報道によると、この土砂崩れによって村の住宅10棟と生産関連の建物1棟が埋まりました。人的被害も出ており、これまでに1人の死亡と2人の負傷が確認されています。また、28人の行方が分からなくなっており、懸命の捜索が続いています。
200人超が避難 学校に一時避難所
被害の拡大を防ぐため、周辺の住民に対して避難が行われました。これまでに200人を超える住民が自宅を離れ、安全な場所へと移動しています。
地元の学校には一時的な避難所が設けられており、一部の住民はそこで過ごしています。こうした避難所では、飲料水や食料、毛布などの生活物資を確保しながら、不安を抱える住民の心身のケアも重要になります。
続く救助活動 焦点は行方不明者の捜索
現場では、行方不明となっている28人の捜索が続けられています。土砂に覆われた住宅から人命を救うには時間との戦いとなる一方、斜面の追加崩落など二次災害のリスクにも注意が必要です。
土砂崩れの現場では、住民の安全確保と負傷者の搬送、行方不明者の捜索が並行して行われるのが一般的です。作業にあたる人たちは、自らの安全を確保しながら慎重に判断を重ねることが求められます。
山間地域を襲う土砂災害 共通するリスク
四川省をはじめとする山間部では、急な斜面と谷筋に沿って集落や道路がつくられているため、土砂崩れや地すべりのリスクが常に存在します。日本を含むアジア各地の山村も、同じような地形と課題を抱えています。
土砂災害は、発生する場所が局所的であっても、集落の中心を直撃すれば生活の基盤を一気に奪いかねません。今回のように住宅や生産施設が巻き込まれると、住まいだけでなく仕事の場も失われる可能性があります。
遠くの災害を自分事として見るために
中国南西部の一つの村で起きた土砂崩れは、日本から見ると遠い出来事に感じられるかもしれません。しかし、地方の小さな地域社会が自然災害にどう向き合うかという点では、私たちの暮らしとも共通する問題を映し出しています。
- 自分が暮らす地域に、急な斜面や川沿いの住宅地がないかを確認する
- 自治体が公表しているハザードマップで、土砂災害警戒区域をチェックする
- 大雨や地震の際、どのタイミングでどこに避難するかを家族で話し合っておく
日常の中でこうした点を意識しておくことは、災害時に素早く行動し、自分と周囲の人の命を守ることにつながります。
今後の焦点
金坪村周辺では、行方不明者の捜索と住民の生活再建が当面の焦点となります。避難が長期化すれば、仕事や学校、地域コミュニティへの影響も大きくなります。
現場の救助と並行して、山の斜面の監視や、再び土砂が崩れるおそれのある場所の特定も重要になります。被災地の状況や住民の声が今後どのように伝えられていくのか、引き続き注目されます。
Reference(s):
cgtn.com








