中国四川省で地滑り 29人不明、住宅埋まり救助続く video poster
中国四川省で地滑り 29人不明、住宅埋まり救助続く
中国南西部の四川省で地滑りが発生し、住宅が複数埋まりました。2人が救出されて入院している一方で、29人が行方不明となっており、現地では救助活動が続いています。
四川省Junlian County・Jinping Villageで発生
中国南西部・四川省のJunlian County(ジュンリアン県)Jinping Village(ジンピン村)で、現地の土曜日午前11時50分ごろ(北京時間)に地滑りが発生しました。
この地滑りにより、村内の複数の住宅が土砂にのみ込まれました。中国の国際メディアCGTNによると、これまでに2人が救出され病院に運ばれており、容体などの詳細は明らかにされていません。
一方で、少なくとも29人の行方がわからなくなっており、当局は安否確認と救助活動を進めています。
救助活動の現状
2025年12月8日現在、現地では地滑り現場周辺での救助活動が続いています。報道によると、救助隊が土砂や瓦礫を取り除きながら、生存者の捜索にあたっています。
今回のように住宅地を直撃した地滑りでは、
- 埋没した建物の内部に取り残された人々の救出
- 二次災害(さらなる地滑りや崩落)の防止
- 負傷者の搬送と医療体制の確保
といった多くの課題に同時に対応する必要があります。
なぜ大規模な地滑りが起きるのか
今回の地滑りの具体的な原因については、現時点で詳細は伝えられていません。しかし、一般的に地滑りは、
- 急な斜面や山間部の地形
- 長期間の雨や集中豪雨
- 地盤の緩みや風化
- 道路建設などによる斜面の人工的な改変
といった要因が重なったときに発生しやすいとされています。
中国南西部の山岳地帯には、こうした条件がそろう地域も多く、地域社会にとって地滑りは身近な自然災害の一つです。住宅やインフラが斜面近くにある場合、ひとたび災害が起きると被害が大きくなりやすいという構造的なリスクもあります。
地域社会への影響と今後の焦点
住宅が埋まるような地滑りは、命の危険だけでなく、村の日常生活を一変させます。行方不明者の家族や地域の人々の不安は計り知れません。
今後の焦点となるのは、
- 行方不明となっている29人の救出・安否確認
- 被災した住民への一時的な避難先や支援の確保
- 現場の安全確認と、再び人が住めるようにするための復旧計画
- 同様の地滑りを防ぐための地質調査やインフラ対策
といった点です。災害の規模や被害の全容は、今後の調査と時間の経過とともに明らかになっていくとみられます。
遠く離れた私たちにとっての意味
今回の四川省での地滑りは、山間部や地方の小さな集落が自然災害に対してどれだけ脆弱になり得るかを改めて示しています。日本を含む多くの国や地域でも、豪雨や地震に伴う土砂災害のリスクは身近な問題です。
ニュースを追いながら、
- 自分の暮らす地域にどのような土砂災害リスクがあるのか
- 避難ルートや避難情報をどう確認しておくべきか
- 山間部や斜面に近い地域の開発をどのように考えるべきか
といった点を、一度立ち止まって考えてみるきっかけにもなりそうです。
行方不明となっている人々の無事と、現地の救助活動が安全に進むことを願いつつ、続報を注視したいところです。
Reference(s):
Live: Updates on rescue work after Sichuan landslide in SW China
cgtn.com








