上海フィルムパークで映画の世界を体験 国際観光客を魅了 video poster
上海市の上海フィルムパークで、映画のセットを歩きながら撮影現場を体験できるツアーが行われ、国際観光客の関心を集めています。映画やドラマの世界にそのまま入り込める「体験型の観光スポット」として注目されています。
国際観光客を迎える上海フィルムパーク
2025年、上海は国際観光客の増加が続いており、そのなかで上海フィルムパークは映画ファンを強く引きつける存在になっています。訪れた人は、本物さながらの街並みのセットを歩き、撮影現場の空気を肌で感じることができます。
パーク内では、来場者が以下のような体験を楽しめるとされています。
- 映画やドラマ用に作られた本格的なセットを歩く
- 実際に行われている撮影を見学する
- 自分でポーズをとり、「映画のワンシーン」のような写真や動画を撮影する
アン・リー作品のカフェで一息
園内には、映画監督アン・リーの作品に登場したカフェも再現されています。観光客は、そのカフェでコーヒーを飲みながら、スクリーンで見た世界と同じ空間に身を置くことができます。単なる「ロケ地巡り」を超え、作品の中の時間を共有するような感覚が味わえるのが特徴です。
ドラマ「Blossoms Shanghai」の黄河路を歩く
人気シリーズとして知られるドラマ「Blossoms Shanghai」に登場する黄河路のセットも、上海フィルムパークの見どころの一つです。作品の舞台となった通りを実際に歩きながら、登場人物たちが過ごした景色を自分の目でたどることができます。
視聴者として画面越しに眺めていた街並みが、目の前の立体的な空間として立ち上がるとき、作品への没入感はさらに深まります。こうした体験は、ドラマのファンにとって忘れがたい旅の記憶になりそうです。
CGTNと英国人動画クリエイターが案内するライブツアー
こうした魅力を世界に発信しようと、CGTNの記者・Chen Yilin さんと、英国出身の動画ブロガーである Simon Nicholas Phillips さん、Ethan Gabriel Phillips さんが、上海フィルムパークを紹介するライブツアーを行っています。
ライブ配信では、三人が実際にセットの街並みを歩き、カフェに立ち寄り、現場で進む撮影の様子をレポートします。視聴者は画面越しに彼らと一緒にパークを巡りながら、映画づくりの舞台裏や、観光地としての新しい一面を垣間見ることができます。
英国のクリエイターと中国のメディアによるコラボレーションは、英語圏を含む海外の視聴者に上海フィルムパークの魅力を伝えるきっかけにもなっています。
「映画の街」を歩く観光が生むもの
上海フィルムパークのように、実際の撮影に使われるセットを一般に開放する施設は、映画ファンにとってはもちろん、都市のイメージづくりにとっても意味のある取り組みです。
観光客にとっては、
- 好きな作品の世界観を、五感で味わえる
- 自分自身が「物語の登場人物」になったような写真や動画を撮れる
- その体験をSNSで共有し、他のファンとつながることができる
といった楽しみがあります。
一方で都市側にとっても、映像作品と連動した観光は、街の魅力を分かりやすく伝える手段になり得ます。スクリーンで見たイメージと、実際に歩いたときの体験が重なったとき、その場所への記憶はより強く、長く残ります。
映像と観光が交差する新しい上海像
国際観光客の波を迎える上海で、上海フィルムパークは「映像」と「旅」が交わる象徴的な場所になりつつあります。作品の舞台をリアルに再現した空間で過ごす時間は、単なる観光を超え、その都市への理解や親近感を静かに広げていきます。
映画やドラマを入り口に、街そのものに興味を持つ人が増えることは、観光だけでなく文化交流の面でも意味のある動きだと言えます。上海フィルムパークを巡るライブツアーは、その変化をわかりやすく映し出す一つの事例となっています。
Reference(s):
cgtn.com








