中国・広西の神剣石林 剣のような奇岩が並ぶ「石の森」 video poster
中国南部・広西チワン族自治区にある「神剣石林」は、剣や花、門、仙女や獣の姿にも見える奇岩が連なる、幻想的なカルスト地形の景勝地です。本記事では、その場所と特徴を日本語でわかりやすく紹介します。
広西チワン族自治区・神剣石林はどこにあるのか
神剣石林があるのは、中国南部の広西チワン族自治区・賀州市に位置する富川ヤオ族自治県です。地元では、大面山とヌバ村のあいだに広がる景勝地として知られています。
名前のとおり、鋭く立ち並ぶ岩々が「剣」のように見えることから「神剣石林」と呼ばれ、石が林のように密集していることが特徴です。
典型的なカルスト地形がつくる「石の森」
神剣石林一帯は、カルスト地形と呼ばれる石灰岩の地形が発達しています。長い年月のあいだに雨や地下水が岩を溶かし、削り取ることで、現在見られるような複雑な地形が形づくられたとされています。
現地には、次のような形に見える岩が点在しているとされています。
- 空に向かって立ち上がる剣のような岩
- 花びらが開いた花を思わせる岩
- 門やアーチのように見える岩
- 仙女が舞っている姿や、さまざまな獣を連想させる岩
このように、同じ石灰岩でも見る角度によって印象が変わり、訪れた人それぞれが違う物語を読み取れる景観になっています。
ライブ配信シリーズ第4回で取り上げられた理由
神剣石林は、英語でLive: Discover Shenjian Stone Forest in S China's Guangxi – Ep. 4と題したライブ配信シリーズの第4回のテーマとしても紹介されました。現地の景観をリアルタイムで伝える取り組みは、中国南部の自然や文化を世界の視聴者に身近に感じてもらう狙いがあると考えられます。
オンラインでのライブ紹介をきっかけに、地図だけではイメージしにくい場所にも関心が集まりやすくなり、自然への理解や関心を深めるきっかけにもなります。
自然と向き合うための小さなヒント
こうした石林の景勝地を楽しむときには、写真映えだけでなく、「なぜこの形になったのか」「自分には何に見えるのか」といった問いを持ちながら眺めてみるのも一つの方法です。
岩の影や輪郭に目をこらしてみると、剣や花、門、仙女や獣など、案内板だけでは見落としてしまいがちな形が次々と浮かび上がってきます。仲間どうしで「自分にはこう見える」と語り合えば、同じ景色から異なる世界が立ち上がってくるでしょう。
広西の石林が映し出すもの
中国南部・広西チワン族自治区の神剣石林は、奇岩がつくる壮大な景観であると同時に、地球の長い時間と自然の力を静かに感じさせてくれる場所でもあります。
国や地域を越えてオンラインで共有される自然の映像は、わたしたちの日常からは遠く離れた風景を身近な話題へと変えていきます。ニュースやライブ配信で目にする広西の石林をきっかけに、世界各地の自然や地形に、少しだけ思いをめぐらせてみてはいかがでしょうか。
Reference(s):
Live: Discover Shenjian Stone Forest in S China's Guangxi – Ep. 4
cgtn.com







