中国労働節5連休、北京・景山公園の現場に密着 観光ラッシュを支える人たち video poster
2025年の中国本土の労働節(労働者の日)の5連休では、数億人が各地を移動し、5日間の休暇を満喫しました。その一方で、人気観光地の現場では、多くのスタッフが連日フル稼働していました。本稿では、北京の景山公園を取材したCGTNの報道を手がかりに、大型連休を支える人たちの姿に目を向けます。
中国本土の労働節5連休、街は移動モードに
労働節の5日間、中国本土では鉄道がほぼ満席の状態で運行し、飲食店は多くの人でにぎわいました。警察は各地で人出を管理し、観光地のスタッフも対応に追われていたと伝えられています。祝日のにぎわいの裏側で、休暇を支える多くの人が働いている構図が浮かび上がります。
紫禁城の北に広がる景山公園とは
こうした観光ラッシュの中でも、とくに人気を集めるスポットの一つが北京の景山公園です。景山公園は、故宮(いわゆる紫禁城)のすぐ北に位置する皇室ゆかりの庭園で、北京を訪れる人にとっては必見の場所とされています。市内中心部にありながら歴史と景観を楽しめることから、労働節のような大型連休には多くの人びとが訪れます。
観光ラッシュに備えるスタッフたち
CGTNは労働節の期間中、景山公園からの現地リポートを行い、スタッフに話を聞きました。インタビューの主なテーマは次の3点です。
- 急増する来園者にどう備えるのか
- 連休に合わせてどのような特別イベントを企画しているのか
- 多くの人が休暇を楽しむなかで勤務に就くとはどういう気持ちなのか
観光客の多くは、景色やイベントに目を向けがちですが、その裏側ではさまざまな業務が同時進行しています。安全に園内を楽しんでもらうための準備や、混雑時の案内、トラブルへの対応など、目立たない仕事の積み重ねによって、大型連休の観光体験は支えられています。
「休む人」と「支える人」が交差する連休
労働節は、本来は働く人びとに敬意を払う日といえます。しかし、実際の連休では、多くの人が移動し、観光や買い物を楽しむ一方で、その体験を支える人たちは、むしろいっそう忙しくなります。
景山公園で取材を受けたスタッフたちも、まさにその一員です。訪問客にとっては数時間の滞在であっても、その背後には、長い勤務時間と数多くの準備・調整があります。こうした現場に目を向けることは、休暇のあり方や「労働」をどう捉えるかを考えるきっかけにもなります。
景山公園のような観光地の現場を知ることは、中国本土の動きを日本語で追う国際ニュース読者にとっても、数字や話題性だけでは見えない社会の姿を理解する手がかりとなります。
旅行者としてできること
中国本土の大型連休に限らず、どの国や地域でも、観光地の混雑を支えるのは現場で働く人たちです。私たちが旅行者としてできることも、いくつかあります。
- 事前にチケットやアクセス方法を調べ、現場での問い合わせや混乱を減らす
- 案内表示やスタッフの指示に従い、人の流れを乱さないようにする
- 混雑や待ち時間に直面しても、スタッフ個人に不満をぶつけない
- 自分自身も休憩や食事をとり、余裕を持って観光できる状態を保つ
こうした小さな心がけは、私たち自身のストレスを減らすだけでなく、観光地で働く人たちにとっても大きな支えになります。2025年の労働節連休を伝えた景山公園の現場から、これからの休暇の過ごし方を少し見直してみるきっかけが得られそうです。
Reference(s):
Live: How staff at a popular Beijing park prepare for Labor Day rush
cgtn.com








