中国ニュース:浙江省ミンフー湖 水と緑が描くエコ景観とライブ配信 video poster
中国東部・浙江省平湖市にあるミンフー湖(Minghu Lake、Ming Lake)は、水と緑と建築が一体となったエコ景観として注目を集めています。2025年現在、国際メディアのCGTNがライブ配信を通じてその様子を世界に伝えており、日本語で国際ニュースを読む私たちに、中国の最新の水辺都市づくりを考える素材を提供しています。
ミンフー湖とは?浙江省・平湖市の水辺空間
ミンフー湖は、中国東部・浙江省平湖市に位置する湖です。水域面積は約11万8,200平方メートル、緑地は約16万4,400平方メートルとされ、広い水面と豊かな緑が特徴です。
湖の周囲には、水系、緑地、建築がバランスよく配置されており、都市の中にありながら、ひと息つけるオープンスペースとして整備されています。
水・緑・建築が調和するデザイン
ミンフー湖エリアの設計で特徴的なのは、水と緑と建物が、競い合うのではなく溶け合うように配置されている点です。湖、島、橋、景観インスタレーション(景観を演出する造形物)が互いに交差し、見る場所によって印象の変わる景観が生まれています。
- 湖面に浮かぶ島々が視線の抜けをつくる
- 島と島を結ぶ橋が散策ルートとなり、歩きながら景色が変化する
- 建築物は水辺に対して開かれた配置とし、湖と街の境界をあいまいにする
- 景観インスタレーションが、昼と夜で違う表情を見せるポイントになる
こうした構成によって、単なる湖畔公園ではなく、「歩きながら体験する景観」が生まれているといえます。
湿地のエコ景観と水郷の素朴さ
ミンフー湖のもう一つの特徴は、湿地のエコロジー(生態系)と、水郷の素朴な雰囲気が一体となっている点です。湖周辺には、水辺特有の植生や湿地が生み出す景観が取り入れられ、自然環境と人の生活空間の境界をやわらげています。
同時に、このエリアは「水郷の牧歌的な魅力」が強調されています。水路と田畑、湖と街並みが視界の中で共存し、「観光地」だけではない、日常の暮らしがにじむ風景がつくられていると考えられます。
CGTNライブ配信が映すミンフー湖のいま
国際メディアのCGTNは現在、ミンフー湖の風景をテーマにしたライブ配信企画を展開しています。映像を通じて、湖面を渡る光の変化や、橋を行き交う人びとの様子、緑地でくつろぐ姿などがリアルタイムで紹介されています。
テキスト中心の中国ニュースでは伝わりにくい、現地の空気感や音、時間の流れを、ライブ映像が補っている点は注目に値します。日本の視聴者にとっても、「水と共にある都市生活」がどのようにデザインされているのかを、直感的にイメージしやすくなります。
日本の都市・まちづくりへのヒント
ミンフー湖の事例は、日本の読者にとっても次のような示唆を与えてくれます。
- 都市と水辺の関係の再設計:洪水対策や水質管理にとどまらず、水辺を「人が集まり、くつろぐ場」として活かす発想。
- 緑地の質をどう高めるか:面積だけでなく、水辺や湿地と組み合わせることで、体験価値の高い公園空間をつくる視点。
- 観光と日常のバランス:観光スポットとしての魅力を打ち出しながらも、地域の暮らしと切り離さない景観づくり。
2025年のいま、世界各地の都市で環境に配慮した水辺づくりが進む中、浙江省平湖市のミンフー湖は、その一つの具体例として国際ニュースの中でも取り上げられています。
おわりに:水辺から見える現代中国
ミンフー湖のような水辺空間を通じて見えてくるのは、環境と景観、都市生活を同時に成り立たせようとする現代中国の試みです。数字で示される水域や緑地の広さだけでなく、湖、島、橋、建築が織りなす空間体験がどのように設計されているのかに目を向けると、ニュースの見え方も変わってきます。
スマートフォンでライブ映像を眺める数分間は、遠くの国の水辺を眺める時間であると同時に、自分たちの街の未来の水辺を想像してみる時間にもなりそうです。
Reference(s):
Live: Enjoy the stunning view of Minghu Lake in E China's Zhejiang
cgtn.com







