国際ニュース:標高3500メートル、Xizangナイ村の絶景と農牧の暮らし video poster
標高3500メートルの高地に広がる中国・Xizang自治区のナイ村が、いま国際ニュースの舞台になっています。国際メディアCGTNがライブ映像で伝えるのは、草原と雪山、森林と雲海が重なり合う圧倒的な自然と、農牧と旅人の受け入れに支えられた暮らしです。
高原にひっそりとたたずむナイ村とは
ナイ村は、中国西南部のXizang自治区シガツェ市ギロン県に位置し、標高はおよそ3500メートル。記事が伝える通り、いわば「隠れた宝石」のような小さな集落です。空気は薄く、気候も厳しい一方で、澄んだ風景と静けさが広がっています。
このような高地の村では、住民は主に農牧と旅人の受け入れによって生計を立てています。農牧とは、穀物や野菜を育てる農業と、家畜を育てる牧畜を組み合わせた暮らし方を指します。短い夏のあいだに作物を育て、広い草地では家畜を放牧しながら、訪れる人びとを温かく迎えていると考えられます。
草原、雪山、森林、雲海が描く高原のパノラマ
ナイ村を取り巻く景色は、草原、雪をいただいた山々、森林に覆われた斜面、ゆっくりと流れる雲、そして燃えるような朝焼けが織りなす一枚のパノラマのようだと伝えられています。高原の台地からは、こうした風景が地平線の向こうまで広がり、まさに息をのむような自然の美しさが展開します。
朝日が昇る時間帯には、山々の稜線がゆっくりと赤く染まり、雲が金色に輝きます。昼間は青い空と白い雪、濃い緑の森、やわらかな草原のコントラストがくっきりと浮かび上がり、夕方には再び光の色が変わっていきます。日常の風景そのものが、刻々と表情を変える高原の劇場のようです。
農牧と旅人の受け入れが支える高地の暮らし
標高3500メートルという環境では、働き方や暮らし方も平地とは大きく異なります。酸素が薄く、冬が長い地域では、大規模な工業よりも、自然条件に合わせた農牧が生活の中心になりがちです。ナイ村の人びとも、家族単位の農牧と少人数の旅人の受け入れを組み合わせながら、暮らしを成り立たせていると見られます。
旅人を受け入れることは、収入を補うだけでなく、自分たちの文化や生活の知恵を外の世界と分かち合う機会にもなります。高原の食事、家族の営み、季節ごとの行事など、さまざまな日常の風景が、訪れる人にとっては貴重な体験となります。
ライブ映像がつなぐ、高原と世界
2025年12月現在、国際メディアCGTNは、このナイ村の景観をライブ映像で世界の視聴者に届けています。現地の草原や雪山、朝焼けの様子がリアルタイムで映し出され、見る人は画面越しにその場の空気感を共有できます。
こうしたライブ配信は、遠く離れた地域の姿を、移動せずに知ることができる新しい国際ニュースの形でもあります。都市に暮らす人にとっては、高原の静けさや自然のスケールを感じるひとときとなり、高地の村にとっては、自分たちの日常を世界に発信する窓口にもなります。
ナイ村の風景から見えてくるもの
ナイ村をめぐるニュースは、一見すると美しい絶景の話に見えます。しかし、そこにはいくつかの問いも含まれています。高地の自然とどう向き合いながら暮らしていくのか。農牧と観光をどのように両立させていくのか。地域の人びとの暮らしと文化を尊重しながら、外の世界とどうつながるのか。
- 自然環境を守りながら、収入源を多様化するには何が必要か
- ライブ映像や観光を通じた注目は、地域にもたらす負担と恩恵をどう分け合うべきか
- 私たち視聴者は、画面の向こう側の暮らしをどう受け止めるか
標高3500メートルの小さな村の風景は、単なる旅行先の候補や映える景色を超え、私たちに遠い土地の暮らし方や、自然との付き合い方を静かに考えさせてくれます。ニュースやライブ映像をきっかけに、高原の村で営まれる日常に、少しだけ想像をめぐらせてみるのも良さそうです。
Reference(s):
Live: Stunning natural view of Nai village in China's Xizang
cgtn.com








