北京体育大学発・国際スポーツ交流:若者が見つける「居場所」と友情 video poster
中国の首都・北京にある北京体育大学を舞台に、スポーツを通じて国際学生たちが「居場所」と友情を見つけていく様子が、国際ニュースとして注目されています。
北京体育大学でスポーツが「ゲーム以上」になる
国際メディアCGTNの番組『Game on – Finding belonging through sports』では、北京体育大学のキャンパスを舞台に、スポーツが単なる競技を超えて、人と人をつなぐ「言語」になっている現場が紹介されます。ホストのMernaさんが案内役となり、トレーニング施設やグラウンドを歩きながら、世界各地から集まった国際学生たちのストーリーに耳を傾けます。
2025年のいま、留学や国際交流のかたちは大きく変化しています。その中で、同じルールと目標を共有するスポーツは、文化や価値観の違いを越えて「一緒にいられる場所」をつくる手がかりとして、改めて注目されています。
国際学生が語る「スポーツがつなぐもの」
番組に登場する学生たちは、言葉や生活習慣の違いに戸惑いながらも、フィールドに立てば一気に距離が縮まると話します。パスを出すタイミング、目線、ハイタッチ――小さなプレーの積み重ねが、国や背景の異なる仲間との信頼関係を生み出していきます。
勝ったときの喜びだけでなく、負けた試合の悔しさや、けがからの復帰までの時間を共有することで、学生たちは「チームメイト以上の存在」になっていきます。スポーツが、寮生活や授業だけでは生まれにくい、深い友情と帰属意識を育てているのです。
スポーツが文化の壁を越える3つのポイント
なぜスポーツは、ここまで人をつなぐ力を持つのでしょうか。番組で示される姿から、次のようなポイントが見えてきます。
- 共通のルールがある — ルールを共有しているからこそ、言語が完全に通じなくても一緒にプレーできます。
- 身体で伝え合える — パス、走る方向、守備のポジションなど、身体の動きそのものがコミュニケーションになります。
- 勝敗以上の物語を共有できる — トレーニングの苦しさや本番の緊張など、プロセスを分かち合うことで相手への理解が深まります。
こうした積み重ねが、国籍や宗教、価値観の違いを越えた関係を生み出し、偏見や先入観を静かに溶かしていきます。
若い世代が更新する「スポーツの価値」
このエピソードで描かれる若者たちは、スポーツを「メダルを取るためのもの」だけとは見ていません。自分の心身を整え、他者を理解し、将来につながるネットワークを築くための場としてもスポーツを捉えています。
北京体育大学での学びと実践を通じて、彼らは次のような新しい価値を見いだしています。
- 違う文化背景を持つ仲間と協力し、チームとして結果を出す経験
- プレッシャーの中で自分の感情をコントロールする力
- スポーツを通じて社会や地域に貢献する視点
スポーツは、キャリアや社会参加のあり方を考えるうえでも重要な「実験の場」になりつつあると言えます。
フィールドで文化が出会うとき
異なる文化がぶつかるとき、誤解や小さな衝突が生まれることもあります。ゴール後のパフォーマンス一つを取っても、「派手すぎる」と感じる人もいれば、「自己表現として自然だ」と考える人もいます。
番組が映し出すのは、そうした違いをきっかけに対話を重ね、自分の当たり前を問い直していく若者たちの姿です。フィールドで起きた小さな違和感が、相手の文化を学ぶ入口となり、やがては「多様性を楽しむ力」へと変わっていきます。
これからの国際交流にスポーツができること
北京体育大学を舞台にしたこの物語は、スポーツが国際ニュースの中でどのような役割を果たし得るのかを、具体的に示しています。政治や経済のニュースだけでは見えにくい、日常レベルのつながりがそこにはあります。
2025年の世界では、オンラインでも国境を越えた交流が進む一方で、「同じ空間で一緒に汗をかく」経験は貴重になっています。だからこそ、スポーツを通じた出会いや学びは、これからの国際社会を支える基盤の一つになっていくでしょう。
あなたにとっての「居場所」は、どんな場でしょうか。もしスポーツに少しでも関心があるなら、身近なチームやサークルから、世界とつながる一歩を踏み出すことができるかもしれません。
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Reference(s):
cgtn.com








