中国・厦門の園芸博覧苑をライブで俯瞰 水辺に浮かぶ9つの島の庭園 video poster
2007年に第6回中国国際園林花卉博覧会の会場となった中国・厦門のXiamen Horticulture Expo Gardenは、今も水辺に広がる壮大な庭園空間として、その姿をライブ映像で見せています。9つの島と多彩な庭園が織りなす風景は、画面越しでも都市と自然の関係を考えさせてくれます。
国際ニュースや世界の都市づくりに関心がある読者にとって、この庭園は「中国の水辺の公共空間」を具体的にイメージできる素材です。短いライブ映像をきっかけに、その背景や意味を少し掘り下げてみます。
2007年の中国国際園芸博の舞台、水辺の楽園
Xiamen Horticulture Expo Gardenは、2007年に開かれた第6回中国国際園林花卉博覧会の会場となった場所です。およそ18年が過ぎた2025年の今も、水辺に広がる庭園として紹介され、「水辺の楽園」として描かれています。
園内には、中国各地の園芸や造園の技術が集められ、国際的な園芸博覧会の舞台として整えられました。ライブ映像は、その一端を現在進行形で伝えています。
9つの島に広がる多彩な庭園
この庭園の特徴は、9つの島から構成されている点です。それぞれの島には、異なるスタイルの庭園が配置され、変化に富んだ景観をつくり出しています。
訪れる人は、ライブ映像を通して次のような要素を感じ取ることができます。
- テーマごとに趣向を凝らした庭園(テーマガーデン)
- 伝統的な建築美を備えた優雅な亭や楼閣
- 穏やかな水面の上を進むクルーズ用の水路
- 緑豊かな植栽に包まれた遊歩道や風景
画面を通して見ても、陸と水、建物と樹木がバランスよく配置されている様子が伝わり、庭園芸術としての完成度の高さが感じられます。
ライブ映像で楽しむ見どころ
今回のライブ配信は、Xiamen Horticulture Expo Gardenを「俯瞰する」視点で映し出しています。現地に行かずに全体のレイアウトをつかめるのは、オンライン視聴ならではのメリットです。
映像を見るときのポイントを、いくつか挙げてみます。
- 9つの島がどのように水辺に浮かび、互いに配置されているか
- 庭園、建築、水路、緑地がどのように組み合わさって一つの景観をつくっているか
- 時間帯や天候によって、水面の色や影の落ち方がどう変化するか
短時間の視聴でも、都市空間の中で水と緑をどう生かすかというテーマが、映像から自然に立ち上がってきます。スマートフォンの小さな画面でも、その構図の巧みさは十分に伝わるはずです。
散策とクルーズが生む「動き」のある景観
現地を訪れた人びとは、島々を歩いて巡るだけでなく、水路をクルーズしながら景色を楽しむことができます。ライブ映像では、その一部を俯瞰で追うことで、庭園空間に流れる「動き」を感じ取ることができます。
歩く人の流れ、クルーズ船の軌跡、水面に映る建物の影など、静止画だけでは伝わりにくい要素が、動画になることで立体的に見えてきます。都市の中の庭園を、静かな「鑑賞の場」ではなく、動きのある「体験の場」として設計していることがうかがえます。
都市と自然をつなぐ空間として考える
国際ニュースとしての「園芸博覧会」は、一度きりのイベントとして報じられがちですが、その会場となった空間が、その後どのように活用されていくかは、都市政策や日常生活にも関わるテーマです。
Xiamen Horticulture Expo Gardenのように、水辺と島々、緑地と建物を組み合わせた大規模な庭園は、次のような問いを投げかけています。
- 大都市の中に、どのようなかたちで公共の緑地や水辺を確保するのか
- 国際的なイベントで整備された空間を、その後どのように市民が使い続けていくのか
- オンラインで現地の風景を共有することは、地域の魅力や文化をどのように伝えるのか
こうした問いは、中国の都市づくりだけでなく、日本を含むさまざまな国や地域にも共通するものです。ライブ映像を眺める時間は短くても、その背後には、都市の未来像をめぐる長い議論につながる要素が潜んでいます。
オンライン視聴から始まる「世界の庭園」への関心
スマートフォンやPCからアクセスできるライブ映像は、世界各地の庭園や都市空間を身近な存在にします。Xiamen Horticulture Expo Gardenを俯瞰する今回のライブも、その一例です。
通勤時間のすきまや夜のひとときに、ふと海外の庭園風景を眺めてみることは、単なるリラックスだけでなく、自分の住む都市や身近な公園を見直すきっかけにもなります。国際ニュースを「遠い出来事」としてではなく、日常とつながるテーマとして受け止めるヒントになるかもしれません。
2007年の中国国際園林花卉博覧会の舞台となった水辺の庭園を、2025年の今、画面越しに改めて眺めること。その時間の重なりを意識しながら、世界の都市と自然の関わり方を自分なりに考えてみてはいかがでしょうか。
Reference(s):
cgtn.com








