香港、台風ターファー接近で警戒 シグナル8発令と休校の影響 video poster
台風ターファー(Tropical Cyclone Tapah)が中国南部・広東省台山に上陸し、香港は依然として強風に警戒を続けています。香港天文台は上から3番目に高い警報シグナル8を少なくとも午前11時まで維持するとしており、学校は終日休校となりました。
台風ターファー、広東省台山に上陸
現地の発表によると、台風ターファーは8日午前8時50分(北京時間)、中国南部の広東省台山に上陸しました。上陸後は弱まりながらも、香港からは次第に離れていく見通しとされています。
とはいえ、台風の外側の雨雲や強風域は香港にも影響を与え続けており、海上や沿岸部では高波や突風への警戒が呼びかけられています。
香港で続くシグナル8 何を意味するのか
香港天文台は、強い風が吹くおそれがあるときに発令する警報の一つとしてシグナル8を出しています。今回のシグナル8は、同天文台の警報の中で上から3番目に高いレベルとされています。
シグナル8が出ている間、香港では人や交通に大きな影響が出ることが想定されます。多くの企業や店舗は営業を見合わせ、住民には不要不急の外出を控えるよう呼びかけられます。
ビジネスは再開の可能性 学校は一日休校に
香港の教育局によると、きょうは香港の学校が終日休校となります。台風の進路が変わりシグナル8が解除された場合でも、授業は再開せず、自宅待機が求められます。
一方で、香港天文台がシグナル8を引き下げた場合、企業や商業施設は再開を判断することができます。朝の段階では、通勤時間帯を避けるために出社時刻の繰り下げや在宅勤務への切り替えを検討する動きも出そうです。
住民がいま意識したいポイント
台風の中心が香港から離れる見込みとはいえ、強風や急な大雨は引き続き懸念されます。住民が意識したいポイントは次のようなものです。
- 最新の気象情報や香港天文台の発表をこまめに確認する
- 窓際やベランダに置いた物を片付け、強風で飛ばされないようにする
- 海沿いのエリアや高波が予想される場所には近づかない
- 通勤・外出が必要な場合は、公共交通機関の運行状況を事前に確認する
頻発する強い台風と都市のリスク
アジアの大都市である香港は、高層ビルが密集し、公共交通や金融市場も世界と密接につながっています。そのため、台風による警報一つが、学校やビジネス、国際的な取引にまで影響を及ぼします。
今回の台風ターファーは、中国南部の沿岸地域と香港の脆弱性をあらためて浮き彫りにしています。強い台風が増える中で、インフラの強化や防災教育、柔軟な働き方の仕組みづくりなど、都市としての備えが一段と重要になっているといえます。
日本から国際ニュースとして香港の状況を見ている読者にとっても、アジアの都市がどのように自然災害と向き合っているのかは、自分たちの防災を考えるヒントになります。
日々のニュースとして台風情報を追うだけでなく、自分や身近な人の働き方、暮らし方を見直すきっかけとして捉えることもできそうです。
Reference(s):
Live: View of Hong Kong as it braces for Tropical Cyclone Tapah
cgtn.com








