第8回中国国際輸入博覧会 タイとナイジェリア館が映す「食」と農業の力 video poster
タイとナイジェリアが主役の最終日
第8回中国国際輸入博覧会の最終日、ゲスト国として招かれたタイとナイジェリアのパビリオンが注目を集めています。食、伝統文化、農業を通じて、それぞれの国の「いま」と世界とのつながりが立体的に伝わってきます。
第8回中国国際輸入博覧会とは
中国国際輸入博覧会は、各国・地域の企業や団体が自国の製品やサービスを紹介し、新しいビジネスや協力の機会を探る国際的なイベントです。第8回となる今回は、世界各地からの参加により、貿易だけでなく人と人との交流の場としても存在感を強めています。
会場には、多彩な国・地域のパビリオンが並び、来場者は一日で「世界を歩く」ような感覚を味わうことができます。
ゲスト国タイ:食と伝統マッサージで存在感
タイは今回の中国国際輸入博覧会でゲスト国のひとつとして選ばれ、パビリオンでは同国の強みである食文化とウェルネスが前面に出されています。
- タイの食品や飲料など、多彩な食関連製品
- ハーブやスパ関連商品を含む健康・美容分野
- 伝統的なタイ式マッサージの技術や考え方の紹介
特に、タイ式マッサージは、単なるリラクゼーションを超えた「身体との向き合い方」として紹介されており、来場者がデモンストレーションを通じて体験しながら理解を深められる構成になっています。
食と健康を一体で捉えるタイのアプローチは、ライフスタイルの多様化が進むアジアの都市部の消費者にも響きやすいテーマと言えそうです。
ゲスト国ナイジェリア:農業が映す活力と多様性
もうひとつのゲスト国であるナイジェリアは、豊かな農産物を軸に自国の活力と多様性をアピールしています。パビリオンでは、ナイジェリア各地で生産される農作物や、それを加工した製品が紹介されています。
農業は、ナイジェリアの経済と社会を支える重要な分野です。今回の展示は、単に輸出できる商品を並べるだけでなく、気候や土壌の違いを生かした多様な作物、農村地域での雇用、若い世代の参入など、広い意味での「成長ストーリー」を伝えようとする試みでもあります。
アフリカの農業と聞くと、まだ具体的なイメージを持ちにくい日本の読者も多いかもしれません。こうした場を通じて、ナイジェリアがどのような作物を育て、どのような形で世界の食卓につながっているのかを知るきっかけになります。
グローバルな交流と友情の「現場」
第8回中国国際輸入博覧会の最終日には、タイとナイジェリアのパビリオンをめぐるライブ中継も行われ、会場の空気がリアルタイムで世界へ発信されています。画面越しに伝わるのは、単なる商談の場というよりも、人と人が出会い、文化や価値観を共有しようとする「現場」の雰囲気です。
国際ニュースというと、どうしても安全保障や金融市場などハードな話題に目が行きがちです。しかし、輸入博覧会のような場から見えてくるのは、日常の食事や健康、暮らし方を通じてつながる、もうひとつのグローバル化の姿です。
- タイの食や伝統マッサージが示す「暮らしの豊かさ」
- ナイジェリアの農業が映す、地域社会のダイナミズム
- それらを受け止める来場者や視聴者の好奇心
こうした要素が重なり合うことで、国境を越えた友情や信頼の土台が少しずつ築かれていきます。
私たちがこのニュースから考えられること
スマートフォン一台で世界のニュースに触れられるいま、国際イベントのライブ配信は、遠く離れた場所の「空気」を感じる手段になっています。第8回中国国際輸入博覧会の最終日に焦点を当てた今回の動きは、アジアとアフリカのつながりを、食と農業という身近なテーマから捉え直すきっかけとも言えます。
記事を読んだあと、家族や友人、同僚との会話の中で、次のような問いを投げかけてみるのもよいかもしれません。
- 自分が会場に行けるとしたら、タイとナイジェリアのどんな展示を見てみたいか
- 日々の食卓に、アジアやアフリカのどんな食材や商品がすでに入り込んでいるか
- オンラインのライブ配信を通じて、どこまで現場に近づけると感じるか
ニュースをきっかけに、世界との距離感を少しだけ測り直してみる。その小さな試みが、次の行動や学びにつながっていきます。
Reference(s):
Live: Explore vibrant pavilions of Thailand, Nigeria at 8th CIIE
cgtn.com








