フィリピンにスーパー台風「フォンウォン」上陸 今年21個目の熱帯低気圧 video poster
フィリピン北部ルソン島の東部に位置するオーロラ州に、スーパー台風「フォンウォン」が日曜の夜に上陸しました。今年(2025年)フィリピンを襲った熱帯低気圧としては21個目で、国の年間平均とされる20個をすでに上回っています。この国際ニュースを、日本語で分かりやすく整理します。
スーパー台風「フォンウォン」がオーロラ州に上陸
フィリピンの国営気象当局によりますと、スーパー台風「フォンウォン」はルソン島東部のオーロラ州に日曜夜、上陸しました。この情報はCGTNが伝えています。上陸の詳細な状況や被害の全体像については、現時点では限られた情報しか明らかになっていません。
今年21個目の熱帯低気圧、平年の回数を超える
同じ気象当局によると、「フォンウォン」は今年フィリピンに影響を与えた21個目の熱帯低気圧です。フィリピンが1年間に経験する熱帯低気圧の平均は20個とされており、すでに平年を1つ上回ったことになります。
数だけを見ると「1つ多い」にすぎないようにも感じられますが、台風や熱帯低気圧が多い年には、復旧が終わらないうちに次の暴風雨に見舞われるケースが増えます。結果として、社会や経済への影響が積み重なりやすくなる点が重要です。
頻発する暴風雨が地域にもたらす負担
一般に、強い台風の上陸が相次ぐと、道路や電力網といったインフラ、農業、沿岸部の住まいなど、さまざまな分野に負担が蓄積します。すでに複数回の暴風雨を経験している地域では、地盤が緩みやすくなり、河川や山間部でのリスクも高まりがちだと指摘されています。
今回の「フォンウォン」は、そうした「蓄積する負担」という文脈の中で見る必要があります。1回の災害として切り取るのではなく、「21個目」という事実が示すように、フィリピンの人々や地域社会が長期的にどのような影響を受けているのかを考えるきっかけになります。
日本からこの国際ニュースをどう見るか
日本から見ると、フィリピンの台風被害は距離的には離れた出来事に感じられるかもしれません。しかし、アジア太平洋地域は経済や人の往来で結びつきが強く、フィリピンでの自然災害は、供給網や人の移動、観光などを通じて日本とも間接的につながっています。
自然災害の多い国どうしが、防災や復旧の経験を共有することは、地域全体のレジリエンス(回復力)を高めることにつながります。スーパー台風「フォンウォン」の動きとその後の対応は、アジアに暮らす私たちが「気候や災害とどう向き合っていくのか」を考える一つの材料と言えるでしょう。
押さえておきたいポイント
- スーパー台風「フォンウォン」がフィリピン・ルソン島東部オーロラ州に日曜夜上陸
- 今年(2025年)フィリピンに影響した熱帯低気圧として21個目
- フィリピンの年間平均とされる20個をすでに上回るペース
今後もフィリピン当局や各メディアの発表を通じて、「フォンウォン」の進路や被害状況、復旧の動きがどのように伝えられていくのかに注目する必要があります。
Reference(s):
Live: Latest on Super typhoon making landfall in Philippines
cgtn.com








