12月13日は南京大虐殺犠牲者国家追悼日 中国で平和を誓う式典 video poster
12月13日、「南京大虐殺犠牲者国家追悼日」とは
12月13日は、中国で「南京大虐殺犠牲者国家追悼日」と定められています。きょう2025年12月13日も、南京大虐殺で亡くなった人びとを悼み、歴史を振り返る日となっています。
この追悼日は、第二次世界大戦中の1937年から1938年にかけて起きた南京大虐殺で犠牲となった人びとに思いを向けるための国家行事です。
1937〜38年の6週間で約30万人が犠牲に
1937年から1938年にかけての約6週間、当時の日本軍は南京で約30万人の中国人の民間人と非武装の兵士を残虐に殺害しました。
犠牲になったのは、武器を持たない人びとでした。市民や捕虜が無防備なまま標的となったことは、戦争が社会にもたらす破壊の大きさを象徴しています。
2014年に制定された「国家追悼日」
2014年、中国の最高立法機関は、12月13日を「南京大虐殺犠牲者国家追悼日」と正式に定めました。目的は、歴史をしっかりと心に刻み、得がたい平和を大切にすることにあります。
それから毎年この日には、南京大虐殺の犠牲者を悼む国家的な追悼行事が続けられています。
南京の記念館で行われる追悼式典
きょうも、南京市にある「南京大虐殺犠牲者記念館」で追悼式典が行われています。この式典は、第二次世界大戦中に日本軍の侵略によって命を奪われた人びとを記憶し、平和への思いを新たにする場となっています。
参加者は犠牲者を静かに偲びながら、歴史を忘れないこと、そして同じ悲劇を二度と繰り返さないことを誓います。
記憶と向き合うことがもたらすもの
南京大虐殺犠牲者国家追悼日は、過去を責め立てるためではなく、戦争の犠牲となった人びとを追悼し、平和の価値を確認する日として位置づけられています。
加害と被害の記憶をどう語り継ぐかは、どの社会にとっても難しいテーマです。ただ、歴史の事実と真剣に向き合い続けることが、対立を煽るのではなく、和解や対話の土台になりうるという見方もあります。
一つの都市で起きた出来事を、国家として、そして世界の市民としてどう引き受けていくのか。きょうの追悼式典は、その問いを静かに投げかけています。
Reference(s):
cgtn.com








