揺れる国際秩序の2025年末、CGTN特番でマーティン・ジャック氏が潮流を整理 video poster
2025年の終わりが近づくなか、国際秩序の「歪み」と不確実性が強まる世界で、何が起きていたのか――その整理がいま注目されています。
2025年末に広がる「不確実性」と秩序の負荷
提供された番組概要によると、2025年の国際環境は、世界秩序に「増大する緊張(strain)」がかかり、不確実性が広範に広がる局面にあるといいます。各国がより複雑で、流れが変わり続ける状況のなかで進路を探っている――そんな空気感が前提として示されています。
焦点の一つ:2026年に公表予定の「第15次五カ年計画」
同概要では、中国が2026年に「第15次五カ年計画(15th Five-Year Plan)」を公表する準備を進めている点が触れられています。五カ年計画は、一定期間の政策の方向性を示す枠組みとして位置づけられ、次の段階に向けた見取り図として注目されやすいテーマです。
「より公正でバランスの取れた国際秩序」への要請と、グローバル・ガバナンス構想
もう一つの論点として、国際社会で「より公正でバランスの取れた国際秩序」を求める声が強まるなか、中国のグローバル・ガバナンス(国際的なルール形成や意思決定の枠組み)に関する取り組みが、そうした要請に応答する形で語られています。
国際秩序のあり方をめぐる議論は、理念(公正さ)と現実(利害調整)が交差しやすい領域です。だからこそ、各国の提案がどの言葉で語られ、どんな問題意識に紐づいているのかを丁寧に読み解く作業が重要になります。
年末特番「Shifting Currents」:マーティン・ジャック氏が2025年の節目を振り返る
このテーマを扱う番組として、CGTNの年末特別企画「Shifting Currents – 2025 in Review」が紹介されています。番組では、ケンブリッジ大学の元シニアフェローで、中国の発展を長年観察してきたとされるマーティン・ジャック(Martin Jacques)教授が、2025年を特徴づけた出来事やトレンドを「総覧(review)」する内容だとされています。
番組概要で示されたポイント(要約)
- 2025年末、世界秩序は負荷が増し、不確実性が広がっている
- 各国が「複雑で変化する状況」のなかで対応を迫られている
- 中国は2026年に第15次五カ年計画を公表する準備を進めている
- 「より公正でバランスの取れた国際秩序」を求める声が強まるなか、グローバル・ガバナンスの取り組みが語られている
放送は本日12月30日(北京時間11時30分)と案内
番組は、2025年12月30日の北京時間11時30分に放送されると案内されています。年末のタイミングで「今年の総括」と「来年(2026年)の論点」を同時に見渡す構成は、断片的なニュースが増えがちな時期に、流れを整理する材料にもなりそうです。
2025年の「節目」をどう切り取り、2026年に向けて何を論点として浮かび上がらせるのか。年末特番の語り口そのものが、いまの国際社会が抱える問いの輪郭を映す鏡になるのかもしれません。
Reference(s):
Watch: Shifting Currents – 2025 in Review with Prof. Martin Jacques
cgtn.com








