ハルビン「氷雪世界」開幕、過去最大1.2百万㎡の氷雪テーマパーク video poster
中国本土の黒竜江省ハルビンで、世界最大級とされる氷雪テーマパーク「ハルビン氷雪世界(Harbin Ice and Snow World)」が2025年12月17日に開幕しました。第27回となる今シーズンは過去最大規模で、テクノロジー要素や多文化の演出を取り入れた“冬の巨大都市”として来場者を集めています。
第27回のテーマは「氷と雪のおとぎ話」
今回のハルビン氷雪世界は「A Fairytale World of Ice and Snow(氷と雪のおとぎ話の世界)」をテーマに掲げ、氷雪の造形と光の演出、体験型アトラクションを組み合わせた構成だとされています。1月に入った現在(2026年)も冬の観光シーズンが続く中、ハルビンの“寒さそのものを観光資源にする”取り組みの象徴として注目されています。
何がある?主な見どころ
発表されている内容からは、鑑賞に加えて「遊ぶ」「眺める」「観る」を一度に楽しめる設計がうかがえます。
- スーパー氷の滑り台:氷雪ならではのスケール感を体験する目玉
- 雪の結晶モチーフの観覧車:夜間の光の演出とも相性が良い存在
- 氷雪アートのパフォーマンス:造形美だけでなく“ショー”としての側面も強化
また、会場はテクノロジー要素と多様な文化表現を取り込み、単なる雪まつりというより「没入型の冬テーマパーク」に近づける狙いが読み取れます。
規模は1.2百万㎡、27年で最大——“世界最大級”の理由
会場面積は約120万平方メートル(1.2 million square meters)。主催側は世界最大の氷雪テーマパークとしており、さらに27年の歴史で今年が最大規模だとしています。広さが増すほど、鑑賞導線や体験エリアのバリエーションを作りやすくなり、滞在時間の長い“目的地型”のイベントへ発展しやすいのも特徴です。
冬の観光は「景色」から「体験」へ
巨大滑り台や観覧車のような体験型の要素が前面に出ると、写真・動画での共有が広がりやすく、現地での回遊にもつながります。氷雪の造形という伝統的な魅力に、光や演出、アクティビティを掛け合わせることで、寒冷地の観光が「見る」から「参加する」へと移っている流れも感じられます。
一方で、これほど大規模な冬季イベントでは、混雑時の動線設計や安全管理(足元・滑走系アトラクションなど)が体験の質を左右しやすく、運営面の工夫も同時に問われます。
ハルビン氷雪世界は、氷雪文化の蓄積に最新の見せ方を重ねることで、冬の都市が持つポテンシャルを立体的に示す存在になりつつあります。
Reference(s):
Live: World's largest ice-snow theme park draws visitors to NE China
cgtn.com








