中国本土ハルビンで世界最大級の氷雪テーマパーク開園、12月17日から大にぎわい video poster
中国本土・黒竜江省ハルビンで、世界最大級の氷雪テーマパークが昨年12月17日に正式オープンして以来、多くの来場者でにぎわっています。テーマは「氷と雪のフェアリーテイル(童話)の世界」。氷雪観光の“定番”に、テクノロジーと文化演出を重ねた点が、今季の注目ポイントです。
何が起きている?:ハルビンの冬を象徴する大型イベントが本格始動
今回オープンしたのは、氷と雪を主役にした大規模なテーマパークです。主催側は、ハルビンの氷雪イベントとして27年の歴史の中でも「最も壮観」な内容だと位置づけています。開園直後から人出が目立ち、冬の観光シーズンの立ち上がりを印象づける動きとなっています。
見どころ:氷雪アート×体験型アトラクション
テーマパーク内では、鑑賞だけでなく“体験”に比重を置いた構成が目立ちます。発表されている主な要素は次の通りです。
- 巨大な氷のスライダー:氷雪ならではのスケール感を前面に
- スノーフレーク(雪の結晶)をモチーフにした観覧車:夜間の演出も含め、視覚体験を強化
- 氷雪アートのパフォーマンス:造形や演出を「文化」として見せる狙い
「テクノロジーと文化の融合」が意味するもの
今回の特徴として掲げられているのが、テクノロジーと文化の融合です。氷雪の造形を“展示物”として並べるだけでなく、光・演出・動線などを組み合わせ、来場者が物語の中に入り込むような没入感を作ろうとしている点がうかがえます。
冬の屋外イベントは、寒さや移動の負担が体験のハードルになりがちです。その一方で、視覚的なインパクトが強いコンテンツは、短時間でも「来た価値」を感じやすく、SNSで切り取られやすい。ハルビンの氷雪テーマパークは、そうした現代的な“体験設計”と相性が良いタイプの観光資源だと言えます。
混雑が示すもの:冬の観光が「目的地化」する流れ
オープン直後からの混雑は、冬の観光が「ついで」ではなく「目的」になっていることを示唆します。雪や氷は天候条件に左右されやすい素材ですが、だからこそ“その時期にしか見られない”という希少性が、旅行動機になりやすい面もあります。
これから注目したい点
- 今季を通じた運営の工夫:混雑時の動線や鑑賞体験の質がどう保たれるか
- 文化演出の広がり:氷雪アートの見せ方が、今後どう進化していくか
- 冬の都市ブランディング:イベントが街の魅力発信にどうつながるか
氷と雪の「童話の世界」を掲げたハルビンの最新シーズンは、巨大造形の迫力だけでなく、体験としての設計がどこまで完成度を高めるかが見どころになりそうです。
Reference(s):
Live: World's largest ice-and-snow theme park in China's Harbin
cgtn.com








