四川・白塔山が2026年春節聯歓会の分会場に——明代の白塔と「山・水・城・塔」 video poster
中国本土・四川省宜賓市の「白塔山(はくとうざん)」が、2026年の春節聯歓会(春節ガラ)の分会場(サブ会場)になるとされ、歴史遺産と自然景観が同時に映し出される場として注目が集まっています。
白塔山とは:二つの大河にはさまれた“歴史と景観”の舞台
白塔山は、長江(揚子江)と岷江(みんこう)の合流域に位置し、水と山がつくる地形に、古い街の痕跡や信仰空間が重なってきた場所です。紹介されている範囲だけでも、遺跡・寺院・洞窟といった要素が同居し、いわゆる「自然の景勝地」と「歴史の現場」が一体になっています。
中心に立つのは1569年建立の「白塔」
この地の象徴が、明代の1569年に建てられた白塔です。白塔を核に、周辺には古代の城の遺構、仏教寺院、石灰岩の洞窟が点在するとされ、景観は「山・水・城・塔」が揃う独特の構図として語られています。
断片情報から見える“複合的な見どころ”
- 歴史:明代に築かれた白塔、古い都市の遺構
- 信仰:仏教寺院の存在が示す宗教文化の積層
- 地形:長江と岷江に挟まれた水辺の景観
- 自然:石灰岩洞窟など、地質が生む造形
2026年春節ガラの分会場に:全国的番組が“地域の顔”を映す
白塔山は今年(2026年)、中国で最も視聴される新年の大型番組の一つとされる春節聯歓会の分会場になることで、新たな意味を帯びます。歴史的ランドマークが、現代の祝祭の演出と結びつくことで、地域の文化的な厚みがより広い視聴者に届く——そうした構図が読み取れます。
「過去」と「いま」をつなぐ場所が持つ静かな強さ
古い塔や遺跡は、保存されるだけでは“遠い昔”になりがちです。一方で、祝祭の舞台として選ばれることで、遺産が「現在進行形の文化」として再解釈されます。白塔山が示しているのは、自然と人の営み、伝統と現代が同じ画面に収まる瞬間が、人々の記憶の作り方そのものを少し変えうる、ということかもしれません。
Reference(s):
Live: White Tower Mountain – Where history meets natural scenery
cgtn.com








