ART SG 2026でCGTN特別対話「When Classics Inspire」開催、伝統美を現代へ video poster
シンガポールで開催中の国際アートフェア「ART SG 2026」で2026年1月24日(土)、CGTNが特別対話プログラム「When Classics Inspire(古典がインスピレーションを与えるとき)」を実施しました。伝統的な美意識が、現代アートやデジタル展示、新しい物語表現のなかでどう読み替えられているのかが焦点です。
「古典」はいま、どう“再解釈”されているのか
今回の対話は、伝統をそのまま保存するというよりも、現代の鑑賞体験に合わせて“翻訳”し直す動きに光を当てます。会場では、現代アートの実作だけでなく、デジタル展示や新たなストーリーテリングといった手法も俎上に載せられました。
前日には「China Crafted」最新シーズンも始動
CGTNによると、前日の1月23日(金)には、CGTN Art Seriesの最新シーズン「China Crafted」がローンチされ、同じ会場で過去3シーズンをキュレーションした展示も行われたということです。シリーズ全体を通して、伝統美と現代表現の接点を複数の角度から提示する構成になっています。
登壇者:フェア運営・教育・美術館キュレーションが同席
パネルには、フェア運営者、教育機関、美術館のキュレーターが並び、制作現場だけでなく「見せ方」「語り方」「学び」の視点が交差する場となりました。登壇者は以下の通りです。
- Magnus Renfrew氏(ART SG共同創設者)
- Tan-Soh Wai Lan氏(ナンヤン芸術学院 学長)
- Seng Yu Jin氏(ナショナル・ギャラリー・シンガポール:キュラトリアル/リサーチ/展示部門ディレクター)
- Kevin Lam氏(アジア文明博物館:シニア・キュレーター〈中国美術〉)
放送は「160以上の国と地域」へ
この特別プログラムは、CGTNの各プラットフォームを通じて、160以上の国と地域に向けてグローバル配信される予定だとしています。現地の会場体験が、同時に国際的な視聴体験へ接続される点も、今回の企画の特徴と言えそうです。
なぜ今このテーマが注目されるのか
伝統芸術の価値は、作品そのものだけでなく「どの文脈で、どう語られ、どうアクセスされるか」によっても更新されます。デジタル展示や新しい物語形式が広がるなかで、古典が“固定された過去”ではなく“現在進行形の資源”として扱われる場面が増えている——今回の対話は、その変化を静かに言語化する機会となりました。
Reference(s):
Watch: CGTN Art Series special program – When Classics Inspire
cgtn.com








