米大統領選、最初の投票は3対3 ニューハンプシャー小集落ディックスビルノッチ
米ニューハンプシャー州の小さな集落ディックスビルノッチで、米大統領選の投票日が始まった直後の開票結果が話題になっています。カマラ・ハリス氏とドナルド・トランプ氏が3票ずつを獲得し、引き分けとなったと米メディアが伝えました。
最初の投票結果は「3対3」の引き分け
米CNNによりますと、ニューハンプシャー州の山間にある小さな集落ディックスビルノッチでは、投票日となる火曜日の午前0時を回った最初の数分間に住民が投票を行いました。
その結果、カマラ・ハリス氏とドナルド・トランプ氏がそれぞれ3票を獲得し、合計6票がきれいに割れる形で3対3の引き分けとなりました。集落の有権者全員が投票したとみられ、小さなコミュニティの中でも支持が二分されている様子がうかがえます。
ディックスビルノッチとはどんな場所か
ディックスビルノッチは、米国北東部ニューハンプシャー州にあるごく小さな集落です。ここでは何十年も前から、米国の選挙の投票日が始まる午前0時に投票を行う伝統が続いています。
月曜日の深夜から火曜日に日付が変わった直後に投票が始まるため、全米の他の投票所が開く数時間前に、最初の結果が出ることで知られています。そのため、投票数はわずかでも「全米で最も早い開票結果」として国内外のメディアが毎回注目してきました。
小さな6票が示すもの
今回のディックスビルノッチでの結果は、統計的に見れば全米の行方を左右するものではありません。しかし、わずか6票がきれいに3対3に割れたという事実は、米大統領選の接戦ムードを象徴的に映し出すものとして受け止められています。
- 有権者6人の票が二候補に均等に分かれたこと
- 小さなコミュニティの中でも、政治的な選択が分かれていること
- 「どちらが勝つか分からない」という現在の空気感と重ねて語られやすいこと
こうした点から、ディックスビルノッチの結果は、実際の勝敗予測というよりも、選挙戦の緊張感や有権者の迷いを象徴するニュースとして受け止められています。
私たちはどう捉えるべきか
ディックスビルノッチの投票は、数としてはごく小さなものですが、選挙の日に「最初に示される民意」として象徴的な存在になっています。今回の3対3という結果からは、次のようなポイントが見えてきます。
- 一つ一つの票が積み重なって選挙結果が形づくられること
- ごく小さな地域でも、政治的な意見の多様性が存在すること
- メディアがどのような象徴的な出来事を切り取り、物語として伝えているかを意識して見る必要があること
米大統領選の行方そのものは、全米での投票と集計が進む中で明らかになっていきます。その過程で、こうした小さなニュースをどのように読み解くかは、私たち自身が世界の政治をどう見たいのかとも関わっています。
スマートフォン越しに届く一つ一つの国際ニュースを、「単なる話題」ではなく、自分の視点をアップデートするきっかけとして捉えられるかどうかが、これからの情報との付き合い方を左右しそうです。
Reference(s):
cgtn.com








