トランプ次期大統領が国家安保補佐官にウォルツ議員起用へ【国際ニュース】
2025年12月現在、米国では次期政権づくりが本格化しています。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、米大統領選で勝利したドナルド・トランプ次期大統領が、フロリダ選出の下院議員マイク・ウォルツ氏を国家安全保障担当の大統領補佐官に起用する方針だと報じました。米国の外交・安全保障政策の中枢を担う重要ポストだけに、その人選に注目が集まっています。
米国の国際ニュースとして注目される人事
ウォール・ストリート・ジャーナルによりますと、この人事は事情に詳しい複数の関係者の話として、現地時間の月曜日に伝えられました。報道によれば、トランプ氏は国家安全保障チームの中核となるポストとしてウォルツ氏を選んだとされています。
ウォルツ氏はフロリダ州選出の連邦下院議員で、今回の起用が正式に発表されれば、次期政権の安全保障政策を大統領の最も近い側近として支える役割を担うことになります。米国の国際ニュースとして、日本やアジアでも関心が高まりそうな人事です。
国家安全保障担当の大統領補佐官とは
国家安全保障担当の大統領補佐官は、外交・安全保障分野で大統領を直接補佐するポストです。国防、外交、情報など関係機関を束ね、ホワイトハウスの国家安全保障会議を運営しながら、対外政策の優先順位を調整します。
上院の承認を必要とする閣僚ポストとは異なり、大統領が比較的自由度高く任命できるのも特徴です。そのため歴代政権では、大統領と世界観や優先課題を共有する側近クラスの人物が起用されてきました。
- 各国との首脳会談や国際会議に向けた戦略づくり
- 危機発生時の初動対応や選択肢の整理
- 軍事力の使い方と外交的解決策のバランス調整
- サイバー攻撃やテロなど新たな脅威への対策立案
こうした役割から、誰がこのポストに就くのかは、米国の安全保障政策の方向性を読み解くうえで重要な手がかりとなります。
次期トランプ政権と日本への影響
トランプ次期政権にとって、国家安全保障担当の大統領補佐官人事は、外交・安全保障の方向性を占う初期シグナルの一つといえます。議会で活動してきたウォルツ氏を起用することで、ホワイトハウスと議会の連携を重視する姿勢を打ち出す可能性もあります。
2025年の国際社会は、地域紛争や経済の不透明感、気候変動やサイバー空間のリスクなど、多層的な安全保障課題に直面しています。米国の国家安全保障チームがどのような優先順位をつけるかは、日本を含む同盟国やパートナー国にとっても大きな関心事です。
とくに、アジア太平洋地域の安全保障、ヨーロッパとの協力関係、主要国との関係の在り方は、日本の安全保障環境にも直結します。トランプ次期政権の国家安全保障アドバイザーとなる人物がこれらの課題をどう見ているのかは、今後の政策を読み解くうえで重要なポイントとなりそうです。
読者が押さえておきたいポイント
- トランプ次期大統領が国家安全保障担当の大統領補佐官としてマイク・ウォルツ氏を選んだと米紙が報道していること
- 同ポストは米外交・安全保障政策の司令塔であり、次期政権の世界観を映す重要ポストであること
- 日本を含む各国が、この人事を通じて次期トランプ政権の対外姿勢を読み解こうとしていること
正式な発表や今後の人事がどのように固まっていくのか。トランプ次期政権の安全保障チームづくりの動きは、引き続き注目していく必要があります。
Reference(s):
cgtn.com








