イスラエルがレバノンを空爆 南ベイルートで11階建てビル崩壊
レバノンの首都ベイルート南部で、イスラエル軍の空爆により11階建ての建物が崩壊しました。イスラエルとヒズボラの衝突が続くなか、市民や医療従事者への被害が一段と深刻になっています。<\/p>
南ベイルートで11階建てビル崩壊<\/h2>
レバノン国営通信によると、イスラエル軍の戦闘機は金曜日、早朝から夜にかけてベイルート南部の地区を繰り返し空爆し、市中心部近くの建物2棟も攻撃を受けました。<\/p>
南部チヤー地区では、商店や集合住宅、ジムが入った11階建てビルがミサイル攻撃を受け、巨大な火球が上がったあと、建物全体が崩れ落ちました。通りにはがれきが山積みとなり、周辺の建物や道路にも大きな被害が出たと伝えられています。<\/p>
医療従事者にも広がる被害<\/h2>
レバノン保健省は、同国南部へのイスラエル軍の空爆で、ヒズボラと関係のある救急隊員5人が死亡したと明らかにしました。<\/p>
世界保健機関(WHO)によると、イスラエルとヒズボラが2023年10月以降、交戦を続けるなかで、レバノンではこれまでに医療従事者や患者226人が死亡しています。紛争が長引くことで、医療現場そのものが攻撃の影響を受け、地域の保健システムに深刻な負荷がかかっていることがうかがえます。<\/p>
イスラエル軍「ヒズボラ拠点を攻撃」と説明<\/h2>
イスラエル軍は声明で、レバノン南部の都市ティル(ティール)周辺で、監視所や司令部、情報インフラ、武器庫などヒズボラの拠点を空軍が攻撃したと説明しました。また、南ベイルートのヒズボラの指令センターに対しても、一連の空爆を完了したとしています。<\/p>
今回のビル崩壊についても、イスラエル軍はヒズボラの施設を標的とした攻撃の一環だと主張していますが、人口が密集する都市部での空爆は、一般市民の犠牲が避けられないとの懸念が高まっています。<\/p>
9月23日以降のエスカレーション<\/h2>
イスラエル軍は9月23日以降、レバノンへの空爆を強化しており、10月初めには北部国境を越えてレバノン領内への地上作戦も開始しました。<\/p>
レバノン保健省によると、2023年10月8日以降のイスラエルの空爆により、これまでに3,645人が死亡し、負傷者は1万5,355人に上っています。これらの数字には戦闘員と民間人の双方が含まれているとみられ、国境地帯を中心に多くの人々が暴力の影響を受け続けています。<\/p>
なぜこのニュースが重要なのか<\/h2>
イスラエルとヒズボラの軍事的な応酬は、ガザやシリア情勢とも連動しながら、地域全体を巻き込む大規模な衝突に発展するリスクをはらんでいます。今回のように大都市ベイルートの住宅地が攻撃される事態は、レバノン国内だけでなく、周辺諸国や国際社会にとっても大きな不安要因です。<\/p>
また、医療従事者や救急隊員が相次いで犠牲になっていることは、戦闘が最前線だけでなく、人道インフラにも直接影響していることを示しています。国際人道法では医療施設と医療従事者の保護が重視されており、今回のような攻撃は今後、国際社会からの検証や説明要求の対象となる可能性があります。<\/p>
今後の停戦交渉や緊張緩和の動きが見えないなか、レバノンとイスラエルの国境地帯で暮らす人々の不安は高まる一方です。日本からこのニュースを読む私たちにとっても、遠い地域の話としてではなく、都市と市民生活が戦闘の最前線になったとき何が起きるのかを考えるきっかけになりそうです。<\/p>
Reference(s):
Eleven-story building toppled as Israel keeps up strikes in Lebanon
cgtn.com







