アメリカ人の2025年目標は借金返済 クレジットカード負債1兆ドル超 video poster
アメリカでは2024年、クレジットカードの残高が合計で1兆ドルを超え、1世帯あたりのクレジットカード負債の中央値は約6,000ドルと、世界で最も高い水準になりました。それでも2025年の今、多くのアメリカ人は「今年こそ借金を減らせる」と前向きに考えていることが、新しい調査で示されています。
2024年、クレジットカード負債は1兆ドル超に
調査によると、2024年のアメリカのクレジットカード負債の合計は1兆ドルを超えました。さらに、1世帯あたりのクレジットカード負債の中央値は約6,000ドルとされ、これは世界の中で最も高い水準です。
この金額は、2位となった日本の約2倍以上にあたります。日本もキャッシュレス決済が広がっていますが、クレジットカードに依存する度合いでは、アメリカが際立っていることが分かります。
2025年、多くのアメリカ人が「借金削減」を最優先に
こうした背景のなか、最新の調査は、2025年の個人の金融目標として「借金を減らすこと」が多くのアメリカ人にとって最優先になっていることを伝えています。クレジットカードを中心とした個人債務への意識が、高まりつつあると言えます。
- 2025年のトップの金融目標は「個人の借金を減らすこと」
- 多くの人が「返済は実現できる」と感じている
調査は、借金の負担が重くのしかかる一方で、「計画的に返していけるはずだ」という前向きな姿勢が広がっていることも示しています。
返済に「楽観的」な理由とは
報道によれば、この調査では、借金を減らすという目標に対して、多くの回答者が楽観的な見通しを持っていることが分かりました。高い負債水準にもかかわらず、「何とかなる」「やればできる」と感じている人が少なくないということです。
詳細な理由は明らかにされていませんが、例えば次のような要素が背景にあると考えられます。
- 支出を見直し、クレジットカードの利用を抑えようとする意識
- 毎月の返済額や期間を意識した家計管理への関心の高まり
- 将来の不安を軽くするために、まず借金を整理したいという心理
いずれにせよ、「借金の存在を見ないふりをする」のではなく、「向き合って減らしていく」方向に意識が動きつつあることが読み取れます。
日本から見るアメリカの個人債務
今回の調査で示されたように、アメリカの1世帯あたりのクレジットカード負債の中央値は、日本の2倍以上とされています。日本は相対的には低い水準とはいえ、キャッシュレス化の進展とともにクレジットカードの利用額が膨らむリスクは共通です。
日本の読者にとって、今回のニュースは次のような問いかけにもつながります。
- 自分のクレジットカード残高を、きちんと把握しているか
- 「毎月なんとなく払っている」状態になっていないか
- 1年単位で「借金を減らす」という目標を立てたことがあるか
アメリカ人が2025年の目標として「借金削減」を掲げている姿は、日本の家計にとっても他人事ではありません。高い負債水準に直面しながらも、それを「減らせる」と感じている点は、借金との向き合い方を考えるヒントにもなります。
2025年の終わりが近づく今、何を見直すか
2025年も終わりに近づくなかで、自分の家計やクレジットカードの使い方を見直すには、ちょうどよいタイミングです。アメリカの調査結果をきっかけに、次のような「小さな一歩」を考えてみることができます。
- クレジットカードの残高と利息を一度書き出してみる
- 来年1年間で「いくら返すか」をざっくり決めてみる
- 「今後は分割・リボ払いを減らす」など、自分なりのルールを一つ決める
アメリカのクレジットカード負債と、そこで生まれつつある「借金を減らせる」という前向きな空気は、日本の私たちにとっても、家計を考え直すヒントになりそうです。今回の調査結果は、Karina Mitchell記者が伝えました。
Reference(s):
cgtn.com







