サウジで米ロ高官が会談へ 「米ロ関係の回復」を協議
ロシアと米国の高官が、サウジアラビアで「米ロ関係の回復」をテーマに会談する予定です。世界の安全保障に影響を持つ両国の動きとして、注目が集まっています。
ラブロフ外相らがサウジアラビア入りへ
クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は8日(月)、記者団に対し、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相とユーリ・ウシャコフ大統領外交顧問が、あす火曜日にサウジアラビアで米国の政府高官と協議に参加すると明らかにしました。
ペスコフ氏によると、協議の主なテーマは「米ロ関係の回復」です。具体的な議題や出席する米側の担当者の詳細は、現時点では公表されていません。
なぜサウジアラビアで米ロ会談なのか
今回の米ロ協議の舞台は、中東のサウジアラビアです。対立する当事者同士が直接対話しにくい場合、第3国での会合が選ばれることは少なくありません。サウジアラビアのように多くの国々と関係を持つ国は、こうした場を提供する役割を担うことがあります。
ロシアと米国は、ともにエネルギー政策や安全保障、地域情勢など多くの分野で影響力を持つ大国です。その両国が中東の地で向き合うこと自体が、国際社会から注目される動きと言えます。
「関係の回復」は何を意味するのか
ペスコフ氏が言及した「米ロ関係の回復」が具体的に何を指すのかは、今後の協議の進み方を見なければ分かりません。ただ、一般的に大国間の関係改善は、次のような段階を踏むことが多いとされます。
- 首脳や外相レベルでの対話の頻度を増やす
- 誤解や偶発的な衝突を避けるための連絡窓口を整える
- 共通の関心分野(安全保障、エネルギー、地域情勢など)で協力の余地を探る
今回の会談が、こうしたプロセスのどの段階に位置づけられるのかは、会談後の各国の発表や説明によって見えてくるでしょう。
今後の注目ポイント
現時点で分かっている情報は限られていますが、会談後の動きを見るうえで、次のような点が焦点となりそうです。
- 米ロ双方が会談の内容や雰囲気をどのように評価するか
- 今後も同様の対話を続ける方針が示されるか
- 他の国々や国際機関が、この会談をどう位置づけるか
ロシアと米国の関係は、国際秩序やエネルギー市場、安全保障環境などに大きな影響を及ぼします。今回のサウジアラビアでの会談が、小さくとも関係改善に向けた一歩となるのか、それとも単発の接触にとどまるのか。あすの協議とその後の各国の発表が、重要な手がかりとなりそうです。
Reference(s):
Russian, U.S. officials to discuss 'restoring ties' in Saudi Arabia
cgtn.com








