フィリピン前大統領ドゥテルテ氏、ICC拘束下でオランダ到着
フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ前大統領を乗せた航空機が、水曜日午後にオランダのロッテルダム・ハーグ空港に到着しました。大統領在任中の「麻薬戦争」をめぐり国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ている同氏は、ICCの発表によればすでに裁判所の拘束下に置かれています。
ドゥテルテ氏を乗せた機体、ロッテルダム・ハーグ空港に着陸
現地報道によると、79歳のドゥテルテ前大統領を乗せた航空機は、水曜日の午後、オランダ南西部のロッテルダム・ハーグ空港に到着しました。同空港はロッテルダムの北西に位置し、国際刑事裁判所が所在するハーグ中心部から約20キロ離れています。
マニラでの身柄拘束からハーグ行きまでの経緯
ドゥテルテ氏は、国外からマニラに戻った火曜日の朝、ICCが出した逮捕状に基づき身柄を拘束されました。この逮捕状は、同氏の大統領在任中に進められた「麻薬戦争」と呼ばれる取り締まりキャンペーンに関連したもので、本人はこれまでその正当性に疑問を呈してきました。
拘束後、ドゥテルテ氏は同じ火曜日の夜、ハーグに向けてマニラを出発しました。ハーグはICCが置かれている都市であり、今回の渡航はICCの手続きに関連した動きとみられます。
ICC「ドゥテルテ氏は裁判所の拘束下に」
ICCは水曜日に発表した声明で、ドゥテルテ氏が裁判所の拘束下に引き渡されたと明らかにしました。これにより、同氏をめぐるICCでの正式な手続きが本格化していくことが見込まれます。
サラ・ドゥテルテ副大統領もオランダへ
フィリピンのサラ・ドゥテルテ副大統領は、水曜日の朝にオランダへ出発しました。副大統領はこれまで、ICCでの手続きに臨む父ロドリゴ・ドゥテルテ氏に同行する意向を示しており、今回の渡航もその一環とみられます。
今後の焦点:ICC手続きとフィリピンの行方
今回の移送により、ドゥテルテ氏をめぐるICCでの審理や手続きの具体的な中身が、今後の大きな焦点となります。フィリピン国内の政治や司法への影響に加え、国際社会がどのようにこの動きを受け止めるかも注目されます。
ハーグに拠点を置くICCの場で、フィリピン前大統領の行方がどのように決まっていくのか。ドゥテルテ氏の身柄がオランダに移されたことで、国際司法の舞台での新たな局面が始まろうとしています。
Reference(s):
Plane carrying ex-Philippine President Duterte lands in Netherlands
cgtn.com








