ミャンマーでM7.7大地震 死者1,000人超、タイにも被害拡大
ミャンマーでマグニチュード7.7の強い地震が発生し、死者が1,000人を超えました。タイの首都圏でも揺れが観測され、国境をまたいで被害が広がる深刻な国際ニュースとなっています。
ミャンマーでM7.7の強い揺れ、死者1,000人超
現地時間の金曜日昼ごろ、ミャンマーでマグニチュード7.7の強い地震が発生しました。地震の規模を示すマグニチュードが7.7という非常に大きな揺れで、多くの建物やインフラに被害が出ているとみられます。
ミャンマーの軍事政権は土曜日、これまでに確認された被害状況として、次の数字を発表しました。
- 死者:1,002人
- 負傷者:2,376人
- 行方不明者:30人
救助活動が続くなかで、死者・負傷者の数はさらに増えるおそれがあり、被害の全容はいまだ見えていません。現地では倒壊した建物の下敷きになっている人々の救出が急がれています。
余震が続く中での救助活動
この地震の発生後、ミャンマーでは複数の余震が観測されており、その中にはマグニチュード6.4という強い余震も含まれています。余震が続く状況は、被災地での救助活動を難しくし、人々の不安をさらに高めています。
大きな地震のあとに余震が相次ぐと、すでにダメージを受けた建物が追加の揺れで倒壊する危険が増します。そのため、救助隊は自らの安全にも注意を払いながら、限られた時間の中で活動を続けているとみられます。
タイ・バンコク首都圏でも被害が発生
今回のミャンマーの地震は、国境を越えてタイにも影響を及ぼしました。タイでは、首都バンコクを含む首都圏で大きな揺れが感じられています。
タイ当局によると、この揺れにより次の被害が報告されています。
- 死者:6人
- 負傷者:26人
- 行方不明者:47人
震源から離れた都市部でも被害が出ていることは、地震のエネルギーの大きさと広がりを示しています。東南アジアの複数の国の人々の生活が同時に揺さぶられている状況です。
中国やマレーシア、ロシアなどが救援隊派遣
今回の大地震を受けて、複数の国がミャンマー支援に動いています。中国、マレーシア、ロシアなどが救助隊や支援チームを派遣し、現地での救助・救援活動を支える動きが広がっています。
大規模災害が発生した際、医療支援や捜索・救助の専門チーム、物資輸送などを各国が連携して行うことは、被災地の人々のいのちを守るうえで重要です。国境を越えた協力がどこまで機能するのかも、この国際ニュースの注目点の一つです。
私たちがこのニュースから考えたいこと
今回のミャンマーの地震は、短時間で多くの命が失われる自然災害のこわさと同時に、被災国だけでなく周辺国も巻き込む「広域災害」の現実を突きつけています。
日本に暮らす私たちにとっても、地震や災害は決して他人事ではありません。被災地の状況を日本語ニュースで丁寧に追うことは、世界で起きていることを自分ごととして考えるきっかけになります。
- 数字の背景にある、一人ひとりの生活や家族の存在を想像すること
- 国や地域をこえて、どう支え合えるのかを考えてみること
- SNSで情報をシェアする際には、出どころが確かな情報を選ぶこと
災害のニュースを「ただの悲報」として消費するのではなく、次に起こるかもしれない危機に備えるヒントや、国際社会のあり方を考える材料として受け止めることが求められています。
Reference(s):
cgtn.com








