コロンビア発サステナブルファッション 水問題に挑むデザイナーたち video poster
環境への負荷が大きいとされるファッション業界のなかで、コロンビアのデザイナーたちが「サステナブルファッション(持続可能なファッション)」に踏み出しています。とくに生地づくりで大量に使われる水の問題に向き合い、消費者が買い物を通じて環境配慮を実践できるモデルづくりが進んでいると、ミシェル・ベゲ記者のリポートでも伝えられています。
なぜファッションが環境問題になるのか
世界のファッション産業は、生産から流通、廃棄にいたるまで大きな環境負荷を生んでいます。その中でも、布地をつくる際の水の消費量は大きな懸念材料とされています。綿などの原料を育てる段階に加え、糸や生地にし、染色し、洗いをかけるといった工程ごとに大量の水が必要になるためです。
水を大量に使うだけでなく、染料や薬品が混ざった排水が適切に処理されない場合、河川や海の汚染にもつながります。こうした背景から、ファッションと水資源をどう両立させるかは、2025年現在も国際的な課題になっています。
コロンビアで広がるサステナブルファッションの動き
そうしたなかで、コロンビアのデザイナーたちがサステナブルなビジネスモデルに注目しています。大量生産・大量消費のスタイルから一歩引き、環境への負荷を意識したブランドづくりを進めているのが特徴です。
報道によれば、デザイナーたちは次のような工夫を通じて、水と環境への影響を抑えようとしています。
- 水の使用量を減らせる素材や生地の加工方法を選ぶ
- 長く着られるデザインや品質を重視し、買い替え頻度を下げる
- 生産や仕入れの工程を見直し、ムダな在庫や廃棄を減らす
こうしたサステナブルなモデルを広げることで、消費者が「どこで買うか」「何を選ぶか」を考えるときに、環境への責任を果たしやすくすることが狙いです。ファッションを楽しみながらも、水や資源への負荷を軽くしたいというニーズに応える試みと言えます。
買い物でできる環境配慮 消費者の3つの一歩
コロンビアの事例は、日本を含む世界の消費者にとってもヒントになります。日常の買い物のなかで、私たちがすぐに意識できるポイントを3つに整理してみます。
- 素材をチェックする
服のタグや説明書きを見て、どのような素材が使われているかを確認する習慣をつけることが第一歩です。環境に配慮した素材や、再生素材を選ぶブランドも増えつつあります。 - 「本当に必要か」を考える
セールやトレンドに流されて衝動買いをするのではなく、「今ある服をどう活かせるか」「長く使えるか」を考えてから購入するだけでも、環境負荷を減らすことにつながります。 - ブランドの姿勢に注目する
水の使用量削減やサステナブルな取り組みを発信しているブランドを選ぶことも、デザイナーや企業の取り組みを後押しする力になります。
2025年、ファッションで世界とつながる視点
コロンビアのデザイナーたちによるサステナブルファッションの動きは、遠い国の話のようでいて、実は私たちの日常の選択と直結しています。2025年の今、環境問題は国や地域を超えて共有されるテーマとなり、ファッションもまたその一部になっています。
「何を着るか」だけでなく、「その服がどのように作られ、どれだけ水や資源を使っているか」に目を向けることは、自分のライフスタイルを見直すきっかけにもなります。コロンビアで広がるサステナブルファッションは、私たち一人ひとりが買い物を通じて環境責任を果たすヒントを与えてくれます。
スキマ時間にオンラインで服を探すとき、次に「カートに入れる」ボタンを押す前に、こうした視点を一度思い出してみる――それが、地球と未来世代にとっての小さな一歩になるかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








