ベトナムで済州航空機が滑走路それる 183人搭乗もけが人なし
ベトナムの空港で、済州航空の旅客機が着陸後に一時的に滑走路を外れる事案がありました。乗客183人と乗員6人が搭乗していましたが、けが人は報告されていません。
ベトナムの空港で何が起きたのか
国際ニュースとして伝えられた今回の事案は、ベトナムの空港に着陸した済州航空機が、滑走路上を移動している最中に発生しました。通信社のYonhapが木曜日、会社の説明として報じたところによると、この航空機は着陸後のタキシング中に、一時的に滑走路右側の安全区域にはみ出し、その後再び舗装された滑走路面に戻りました。
機内には乗客183人と乗員6人が乗っていましたが、いずれもけがは確認されていないとされています。また、この際に脚部のタイヤの一つが破れたと伝えられています。
「滑走路をそれる」とはどんな事態か
今回のように、航空機が滑走路の外側に出てしまう事態は、一般的に「滑走路逸脱」などと呼ばれます。国際ニュースでも時折取り上げられる事案で、原因としては、悪天候やブレーキの状況、操縦や地上の誘導など、さまざまな要因が重なることが多いとされています。
ただし、今回のベトナムのケースについて、具体的な原因や経緯は、現時点で公表された情報の範囲では明らかになっていません。わかっているのは、着陸後の低速での移動中に、安全区域に一時的にそれたものの、すぐに滑走路面へ戻り、けが人は出なかったという点です。
空港の「安全区域」とは何か
今回の国際ニュースのなかでポイントになるのが、滑走路脇の「安全区域」という存在です。多くの空港では、航空機が滑走路から外れてしまった場合でも、機体への損傷や乗客への影響をできるだけ抑えられるよう、滑走路の周囲に未舗装の帯状エリアや安全区域が設けられています。
この安全区域は、
- 機体の減速を助ける
- 滑走路外への逸脱時に、衝撃を和らげる
- 障害物との接触リスクを減らす
といった役割を持つとされています。今回は、この安全区域に一時的にそれたあと、再び舗装面に戻ったと報じられており、そのこともあって大きな被害につながらなかった可能性があります。
けが人が出なかったことの意味
183人もの乗客と6人の乗員が乗った旅客機が滑走路を外れたにもかかわらず、けが人が報告されていないことは、国際ニュースのなかでも重要なポイントです。機体のタイヤの一つが破れたとされるものの、機内で大きなパニックや負傷が生じたとの情報は伝えられていません。
こうした事案では、速度がそれほど出ていない段階での逸脱であったかどうか、また乗務員による機内アナウンスや誘導が落ち着いて行われたかどうかなどが、乗客の安全と心理的な不安の大きさに影響します。詳細は明らかになっていないものの、結果として人的被害が出なかったことは、利用者にとって大きな安心材料と言えます。
利用者として意識したいシンプルなポイント
今回のベトナムでの済州航空機の事案は、航空機事故ではないものの、「自分が乗っていたら」と考えると不安を感じる人もいるかもしれません。とはいえ、日常的に飛行機を利用するうえで、私たちにできる準備はいくつかあります。
- シートベルト着用サインが消えるまでは、必ずベルトを締めておく
- 離着陸時の安全説明や非常口の場所に、一度は目と耳を傾ける
- 機内で異常を感じても、乗務員の指示に落ち着いて従う
こうした基本的な行動は、万が一のときにケガを防ぎ、自分と周囲の人の安全を守る助けになります。国際ニュースで報じられる事案を、自分ごととしてどう捉えるかという視点も、これからの海外渡航では重要になりそうです。
今回の事案から見える航空安全への関心
今回の済州航空機の滑走路逸脱は、けが人が出なかったことで、大規模な航空事故には至っていません。それでも、タイヤの破損や安全区域への一時的な逸脱は、国際的にも注目される事案です。
航空業界では、こうした小さなトラブルやヒヤリとした事案も教訓とし、運航の手順や設備の点検体制の見直しにつなげていきます。私たち利用者にとっても、国際ニュースとして報じられる出来事をきっかけに、航空安全の仕組みや、空港・航空会社のリスク管理について考えてみることは、決して無駄にはなりません。
頻繁に海外に出かける人も、これから初めて海外旅行や出張に行く人も、「飛行機はどうやって安全を守っているのか」という問いを持つことで、ニュースとの距離感や、自分の判断軸も少しずつ変わっていくはずです。
Reference(s):
No injuries reported after Jeju Air plane veers off runway in Vietnam
cgtn.com








