トランプ米大統領、プーチン氏との電話会談で「ロシアは対応」と投稿
米国のドナルド・トランプ大統領は、自身のSNSで、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナによる無人機攻撃を受けて「対応せざるを得ない」と伝えてきたと明らかにしました。ロシアとウクライナの軍事衝突が続く中、米ロ首脳のやり取りが公になったことで、今後の情勢への影響が懸念されています。
トゥルース・ソーシャルで電話会談の内容を投稿
トランプ氏は、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、プーチン氏との電話会談を終えた直後だと説明しました。投稿によると、両首脳の通話は約1時間15分に及んだといいます。
トランプ氏は、この通話で「ロシアに停泊している航空機に対するウクライナからの攻撃、そして双方によるさまざまな攻撃について話し合った」とつづり、プーチン氏が空軍基地への最近の攻撃に「強い口調で」対応すると語ったとしています。
会話については「良い会話だった」と評価しつつも、「ただちに和平につながるものではない」とも記し、今回のやり取りだけでは停戦や和平合意には結びつかないとの見方を示しました。
標的となったのはロシアの戦略空軍基地
トランプ氏の説明によれば、今回話題となったのはロシアの戦略空軍基地に対する大規模な無人機攻撃です。攻撃は2025年6月1日に行われ、ロシア側の停泊中の航空機が狙われたとしています。
投稿の中でトランプ氏は、この攻撃を「数日前」に起きたものだと説明し、ロシアの戦略的な空軍基地が直接標的になったと指摘しました。
ゼレンスキー氏「自らが作戦を指揮」
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、この無人機攻撃について、自身が作戦を指揮したと公に語っていました。トランプ氏の投稿は、その作戦をめぐって米ロ首脳がどのような認識を持っているかをうかがわせる内容となっています。
プーチン氏は「対応せざるを得ない」と示唆
トランプ氏によると、プーチン氏は電話会談の中で、ウクライナによる空軍基地攻撃について「非常に強い調子」で言及し、「この最近の攻撃に対しては対応せざるを得ない」と述べたとされています。
どのような対応を想定しているのか、具体的な内容は明らかにされていませんが、ロシア側がさらなる軍事行動や報復措置に踏み切る可能性も否定できず、情勢の緊張が一段と高まる懸念があります。
今後の焦点:ロシアの出方と米国の役割
今回の投稿から、今後の国際情勢を見る上で少なくとも次の点が焦点になりそうです。
- ロシアがどのような形で対応を取るのか
- ウクライナ側が無人機攻撃などの作戦をどこまで拡大するのか
- 米ロ首脳間の直接対話が、緊張緩和や停戦の可能性につながるか
ウクライナ情勢をめぐるニュースは、個々の攻撃や発言が互いに影響し合う連鎖の一部として理解する必要があります。SNSで断片的な情報が流れる時代だからこそ、今回のような首脳同士の発言が、どの文脈で出てきたものなのかを落ち着いて読み解く視点が求められています。
Reference(s):
Trump: Putin said Russia would respond to Ukraine drone attacks
cgtn.com








