ロサンゼルスで続くトランプ政権への抗議デモ「No Kings」とは video poster
2025年6月14日、アメリカ各地で行われた「No Kings」デモで、ロサンゼルスの参加者たちがトランプ政権の政策に抗議し、移民の権利と民主主義の尊重を訴えました。
ロサンゼルスで続くトランプ政権への抗議
2025年6月14日(土)、アメリカでは「No Kings(王はいらない)」と名付けられたデモが複数の都市で行われました。ロサンゼルスでも多くの人びとが集まり、トランプ政権に対する抗議行進を続けました。
現地からの報道によると、参加者たちは通りを練り歩きながら、移民への取り締まり強化に反対し、民主主義の価値を守るよう訴えました。「No Kings」というスローガンには、政治権力が一人の指導者に集中することへの警戒感が込められているとみられます。
「No Kings」デモの主な訴え
今回のロサンゼルスでのデモは、トランプ政権の政策、とくに移民をめぐる対応に対する不安や反発が背景にあります。参加者たちのメッセージを整理すると、次のようなポイントが見えてきます。
- 移民への取り締まり強化に反対し、人間としての尊厳を尊重するよう求めること
- 民主主義のルールや制度が軽視されないよう、透明性と説明責任を求めること
- 強い権力が「王」のようにふるまうことへの懸念を示し、市民が声を上げ続ける重要性を訴えること
移民政策と民主主義をめぐるアメリカ社会の緊張
アメリカの移民政策は、長年にわたり国内外で議論の的となってきました。トランプ政権下での取り締まり強化は、支持する声とともに、家族の分離や入国制限などの影響を懸念する声も呼び起こしています。
今回の「No Kings」デモは、そうした政策に対して、市民がどのような形で意思表明をしているのかを象徴的に示す出来事だと言えます。ロサンゼルスで行進した人びとは、それぞれの立場から、「政治のあり方を市民が監視し続けるべきだ」というメッセージを発信していると考えられます。
日本の読者にとっての意味
アメリカの抗議デモは、一見すると遠い国の出来事に思えるかもしれません。しかし、移民政策や民主主義のルールをどう守るのかという問いは、日本社会にとっても無関係ではありません。
- 政府の政策に対する批判や不安があるとき、市民はどのような方法で声を届けられるのか
- 強いリーダーシップと、権力の集中を防ぐ仕組みのバランスをどう取るのか
- SNS時代に、デモや抗議行動が国内外でどのように共有され、議論を広げていくのか
こうした問いを、アメリカの「No Kings」デモをきっかけに、自分の身の回りの政治参加や情報との向き合い方と重ねて考えてみることができます。
デジタル時代の「行進する世論」
今回のロサンゼルスでのデモの様子は、現地記者のリポートを通じて世界に伝えられています。街頭での行進とオンライン上での議論が結びつき、国内だけでなく国境を越えても共有されている点も、今の時代ならではの特徴です。
日本から国際ニュースを追う私たちにとって、現地で何が起きているのかを知ることはもちろん、「なぜ人びとが立ち上がっているのか」という背景に目を向けることが、世界を理解するうえでのヒントになります。
ロサンゼルスの「No Kings」デモは、トランプ政権への賛否を超えて、市民と権力の距離、民主主義のかたちを改めて問い直す機会を提供していると言えるでしょう。
Reference(s):
Protesters in Los Angeles continue march against Trump administration
cgtn.com








