フィジー諸島付近でM5.7の深発地震 中国の観測機関CENCが発表
フィジー諸島付近でマグニチュード5.7、震源の深さ約530キロの地震が発生しました。中国地震ネットワークセンター(CENC)の発表をもとに、この国際ニュースのポイントと日本の私たちにとっての意味を整理します。
フィジー諸島付近でM5.7の地震
中国地震ネットワークセンター(CENC)によると、フィジー諸島付近でマグニチュード5.7の地震が発生しました。現地時間の水曜日に起きたこの地震の震源の深さは、およそ530キロとされています。
CENCのこの発表では、被害の状況や津波の有無などについての言及はありません。2025年12月8日現在、公表されている主な情報は、規模(M5.7)、場所(フィジー諸島付近)、そして震源の深さが約530キロという点です。
深さ約530キロという「深発地震」
震源の深さが数百キロに達する地震は、一般に「深発地震」と呼ばれます。浅い地震と比べると、地表での揺れ方や影響の出方が異なると説明されることが多いです。
- 震源が非常に深いため、震源に近い地域でも地表の揺れは浅い地震より弱くなる傾向があるとされます。
- 一方で、地球内部を伝わる揺れが広い範囲に届き、遠く離れた地域でゆっくりとした揺れを感じる場合もあります。
- こうした深い地震は、プレートと呼ばれる岩盤が沈み込む領域で発生すると説明されることが多く、太平洋周辺では日常的に観測されています。
今回のフィジー諸島付近の地震も、震源の深さが約530キロと非常に深く、通常イメージされる「直下型地震」とは性格が異なるタイプだといえます。
地震情報を支える観測ネットワーク
今回の情報を公表した中国地震ネットワークセンター(CENC)は、地震を常時監視し、規模や位置、深さなどのデータを迅速に発表する機関です。こうした観測機関のネットワークは、国境を越えて地震の情報を共有することで、津波監視や防災計画の基礎データとして重要な役割を果たしています。
日本を含む多くの国や地域が、それぞれの観測データを活用しながら、地震活動の傾向を把握し、将来の災害リスクを減らす取り組みを続けています。遠方で起きた地震であっても、地球規模で見れば、同じプレートの動きや地球内部の変化を知る手がかりとなります。
日本の読者にとっての「遠くの地震」
フィジー諸島付近で起きた今回の地震について、CENCの短い発表には日本への直接的な影響に関する記述はありません。ただ、日本に暮らす私たちにとっても、こうした国際ニュースは「自分ごと」として考えるきっかけになり得ます。
地震大国である日本では、遠くの地震のニュースをきっかけに、次のような点を見直してみることができます。
- スマートフォンの緊急地震速報や防災アプリの設定を確認する
- 自宅や職場、学校での避難経路や集合場所を家族・同僚と共有する
- 水、食料、常備薬、モバイルバッテリーなど、少なくとも3日分の備蓄を点検する
2025年12月8日現在、フィジー諸島付近のこの地震に関して私たちが把握できる情報は限られていますが、地球のどこかで起きた揺れがニュースとして届くたびに、自分の足元の備えを静かに見直すことが、最終的には命と暮らしを守る力につながります。
Reference(s):
cgtn.com








