トランプ米大統領がカタール首相と会談へ ガザ停戦60日案を協議
トランプ米大統領、ガザ停戦巡りカタール首相と会談へ
ガザ地区での停戦に向けた国際ニュースとして、トランプ米大統領が今週水曜日、カタールのモハメッド・ビン・アブドゥルラフマン・アール=サーニー首相と会談し、ガザ停戦案を巡る交渉について協議する予定だと、米メディア Axios の記者バラク・ラビド氏が交流サイト X に投稿しました。
ドーハで続く停戦協議と60日間停戦案
イスラエル側とハマス側の交渉団は、今年7月6日からカタールの首都ドーハで最新ラウンドの停戦協議に参加しています。協議では、米国が後押しするおよそ60日間の停戦提案が話し合われています。
この米国支援の提案は、次のような要素を含むとされています。
- 約60日間の停戦を実施すること
- 停戦期間中に、人質を段階的に解放すること
- イスラエル軍がガザ地区の一部から段階的に撤退すること
- 紛争終結に向けた今後の枠組みや条件を協議すること
停戦と人質解放、部隊撤退を段階的に組み合わせることで、最終的な紛争終結への道筋を探る枠組みといえます。
米国・カタール・エジプトが仲介
この停戦交渉には、米国、カタール、エジプトの仲介者が関わっています。トランプ大統領の中東担当特使スティーブ・ウィトコフ氏は日曜日、カタールで進む停戦協議について「希望を持っている」と述べ、交渉の行方に期待感を示しました。
カタールは、イスラエル側とハマス側の間で重要な仲介役を担っており、今回の協議でも欠かせない存在となっています。
最大の争点はイスラエル軍撤退の範囲
一方で、合意に向けた課題も残されています。米国、カタール、エジプトの仲介が続くなかでも、イスラエル側とハマス側は、最終的にイスラエル軍がパレスチナの飛び地ガザからどの程度まで撤退するか、その範囲を巡って意見が分かれています。
ガザからの撤退のあり方は、停戦後の状況を左右する重要な論点であり、停戦期間中やその後のガザの在り方にも影響します。この点での隔たりが、合意の最終妥結を難しくしているとみられます。
トランプ・カタール会談が持つ意味
今回のトランプ大統領とカタール首相の会談は、こうした状況の中で行われます。米国とカタールの首脳レベルで停戦案や撤退の条件、交渉の進め方について協議することで、停戦交渉に政治的な後押しが加わる可能性があります。
ガザ停戦を巡る動きは、中東地域の安定だけでなく、国際社会全体の関心事となっています。イスラエル側とハマス側の隔たりを、米国、カタール、エジプトの仲介チームがどこまで埋めることができるのか。今週予定されるトランプ大統領とカタール首相の会談は、60日間の停戦案を前進させられるかどうかを占う試金石となりそうです。
Reference(s):
Trump to meet Qatari PM to discuss Gaza ceasefire deal, Axios reports
cgtn.com








