バングラデシュ空軍訓練機が学校に墜落 ダッカで19人死亡・50人超負傷
バングラデシュの首都ダッカで2025年12月8日、空軍の訓練機が学校とカレッジのキャンパスに墜落し、少なくとも19人が死亡、50人以上がやけどを負って入院しています。教育現場を直撃した重大事故として、現地からの情報が注目されています。
何が起きたのか ダッカの学校・カレッジを直撃
消防当局者によりますと、バングラデシュ空軍の訓練用航空機が8日(月)、首都ダッカ北部ウットラ地区にあるミルストーン・スクール・アンド・カレッジ(Milestone School and College)のキャンパス内に墜落しました。
この事故により、少なくとも19人が死亡したと伝えられています。事故現場は学校とカレッジが併設された教育機関の敷地内で、子どもから若者まで多くの人が日常的に集まる場所です。
訓練機がどのような経緯で学校のキャンパスに墜落したのか、現時点で原因は明らかにされていません。
50人以上がやけどで入院 子どもと大人も含まれる
国立のやけど・形成外科研究所(National Institute of Burn and Plastic Surgery)の医師は記者団に対し、子どもと大人を含む50人以上がやけどを負い、病院に搬送されたと説明しています。
重傷者の詳細な容体や、現在どの程度まで治療が進んでいるのかについては、現時点では詳しい情報は出ていませんが、突然の事故に巻き込まれた多くの人が治療を受けている状況です。
教育キャンパスで起きた軍用機事故という衝撃
今回の事故現場となったミルストーン・スクール・アンド・カレッジは、学校とカレッジが同じキャンパス内にある教育機関だとされています。日常的に多くの児童・生徒・学生が行き交う場所に軍用機が墜落したことは、バングラデシュ社会に大きな衝撃を与えています。
軍や治安機関の訓練飛行は、多くの国で都市部上空も含めて行われていますが、今回のように学校や住宅密集地に墜落した場合、被害が広がりやすいというリスクが改めて浮き彫りになりました。
今後の焦点となるポイント
8日までに分かっている情報は限られていますが、今後、次のような点が焦点になるとみられます。
- 事故原因の究明:訓練機に技術的な問題があったのか、天候や操縦状況などほかの要因が絡んでいたのか、詳しい調査が必要です。
- 都市部上空での訓練のあり方:人口が密集する首都ダッカでの訓練飛行ルートや安全基準を、どのように見直していくのかが問われます。
- 被害者と家族への支援:やけどを負った子どもや大人への長期的な医療支援、亡くなった人の遺族への補償や心のケアも重要になります。
私たちがこのニュースから考えたいこと
海外で起きた事故であっても、軍用機や訓練機が都市部の上空を飛ぶリスク、学校や病院など「守られるべき場所」が被害を受けたときの影響は、日本を含む多くの国に共通するテーマです。
バングラデシュ・ダッカでの今回の訓練機墜落事故は、日常と隣り合わせにあるリスクを改めて意識させる出来事となりました。今後の調査と安全対策の議論が、現地の人々にとっても、国際社会にとっても、実効性のあるものになるかどうかが注目されます。
Reference(s):
19 killed as Bangladesh air force plane crashes into college campus
cgtn.com








